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36.第25話「地獄」 ページ36

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前回のあらすじ

一同『……………は???』

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…え?いやいやいやいや………
俺も初めて聞いたんだけど、そんなにすごい(ヤバい)人だったのか…………
ほら、皆黙っちゃったじゃん…
沈黙を破ったのは、ヒナタだった。


ヒナタ「冗談………ではないのよね、」

フリッツ「深淵姫君(プリンセス・オブ・アビス)……………って、誰だっけ」

レナード「深淵姫君(プリンセス・オブ・アビス)と言えば、強すぎるあまり八星魔王(オクタグラム)に数えられず世界全体で“敵対禁止”と取り決められているあの大魔王だぞ!?」

リティス「なぜこの場所に…」

え!?そうだったのか!?
落ち着け、落ち着くんだ俺…。顔に出ないよう、ポーカーフェイスを保つんだ…


フリッツ「え、嘘だろ………」

ヒナタ「嘘な訳ないでしょう?その名を名乗るような馬鹿、居るはずがないわ。もしいたとしてもソイツはもうこの世に居ないでしょうね」


……………怖っ、
流石に聖騎士(ホーリーナイト)達も警戒し、武器を構えている。


A「まあまあ。私は人間達と敵対したことも害したこともないのよ?だから、そこまで警戒しなくてもいいわよ」

アルノー「だ、だが………」

A「言わなきゃ分からない?“武器を下ろせ”と言っているの」










瞬間、今まで浴びたことのない強力な覇気が俺達を襲う。










視界を埋め尽くす黒。硬直して動かない体が、終わりのない深淵へと吸い込まれていく。感じるのは、激痛、恐怖、絶望、そして“死”そのもの……………
すると、微かにルミナスの声が聞こえてた。


ルミナス「Aよ。武器を下ろすも何も、皆動けなくなっておるではないか」

A「……………あ」

37.第〃〃話「地獄」→←35.第24話「謝罪」



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作者名:  | 作成日時:2023年5月13日 19時

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