３１.第２１話「暴露」 ページ31
…まさか、神の見えざる手を見る日が来るとは
七曜の企みはこれで潰えたわけか
あわやルベリオスとの全面戦争まで覚悟してたのに、終わりはあっけないものだったな
ヴェルドラ「うお！？なんだこの布…！？
…ローブか？我の趣味ではないな」
ヴェルドラ！？
風に飛ばされていた七曜のローブが、ヴェルドラに被さったようだ。
ヴェルドラには町の最終防衛ラインを頼み、Aにヴェルドラ見張っているよう頼んだはずなんだが………って、
リムル「あれ…Aはどうした？」
すると、遠くからAが“真の姿”だっけ？をして歩いてくるのが見えた。
ヴェルドラが持っていたローブを受け取り、俺の前に来る
A「本当にごめんなさいね、リムル…
急に走り出すものだから、止めることができなかったのよ………」
リムル「いやいや、悪いのはAじゃなくてヴェルドラだから………
なあヴェルドラ、お前には町の最終防衛ラインを頼んだだろ？」
ヴェルドラ「おうとも、気合を入れて待っておったぞ！…だというのに、敵の気配は一向に近づいてこんし、暇だから索敵の範囲を広げてみれば
リムル「いや、それは…」
まずいな、今後のルベリオスとの付き合いを考えると、秘密をバラして関係を悪くするわけには…
レナード「え…魔王？」
ヒナタ「……………」
フリッツ「今、魔王の
バッカス「魔王リムルのではないのか？」
アルノー「話の流れ的に、他の魔王じゃ…」
………あ、ヤバ
リムル「おい…おい、ちょっと」
ヴェルドラ「む、やはり貴様か…
“
バカヤロ―――――ッ！！！
ヤバい、ルミナスから闇の
ヴェルドラ「どうだ？
ルミナス「この………
懸念していた全面戦争は、まだ回避しきれていないのかもしれない………
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