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今日もAヒョンが練習室から抜け出した。
ラップラインのヒョンたちがくる少し前。
いつも無言でいなくなるのに、その日は違っていて。
『分かった。もういいや、もう疲れた。』
Aヒョンの声が。
絞り出した様な、その声が耳から離れなかった。
ユンギヒョンが来た時Aヒョンが居ないのにすぐ気が付いて探しに行こうとしたら先生につかまった。無理やり行こうとしたけど入口はスタッフたちが脱走防止に見張っていて。
ユンギヒョンとナムヒョンの機嫌がすこぶる悪くなった。
ホソギヒョンは心配して今にも倒れそう。
「いつもの所だろ、ホソギ連れ戻してこい。」
３時間くらいたつのに一向に戻ってこないAヒョンにしびれを切らした先生がホソギヒョンを迎えに出す。
きっと今日も先生がAヒョンを叱るんだ。
そしてユンギヒョンの機嫌が悪くなって。
また、４人だけで深夜どっか行くんだろうな。
僕はぜったいに連れて行ってもらえない。
一緒に行きたいのに。
JH「ユンギヒョン、ナムジュナ！」
迎えに行ったはずのホソギヒョンが一人で戻ってきて。凄く焦ったようにユンギヒョンとナムジュニヒョンを呼んで手紙のようなものを見せる。
すぐに、ユンギヒョンが練習室を飛び出していった。
ナムジュニヒョンはホソギヒョンから話を聞いて先生の所へ。
その間にホソギヒョンはユンギヒョンを追いかけて行った。
ナムジュニヒョンの話を聞いた先生やスタッフのヒョンたちも「今日は各自、自主練！」って言い残して練習室をでていった。
僕たちも馬鹿じゃない。
Aヒョンに何かあったことくらい分かる。
TH「俺たちも行こう！多分、今行かないともう絶対に仲間になんてなれないよ！」
JN「毎回、毎回心配ばっかりかけて！行くよジョングガ…ってはやっ！」
ヒョンたちが僕の名前を呼んだ時すでに走り出していた。
きっとこれが最後のチャンスだと思う。
僕たちが仲間になれるか、なれないか。
Aヒョンがくれた最後のチャンス。
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ゆり(プロフ) - はじめまして！とても面白いですね。更新楽しみにしてます！ (2021年1月30日 21時) (
レス) id: 83001323e2 (このIDを非表示/違反報告)
mia - すみません。リアルのリが抜けていました。 (2019年7月28日 22時) (レス) id: 49d0b92999 (このIDを非表示/違反報告)
mia - コメント失礼します^ ^すごくアルですね。バンタン愛の強さがとても感じられる作品でした^ ^ (2019年7月28日 22時) (レス) id: 49d0b92999 (このIDを非表示/違反報告)
catablack - ジョングクとの関係が私的に好きです！これからも陰ながら応援しています！！頑張ってください！！ (2019年5月8日 22時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
3(プロフ) - グッたんの絶妙な病みぐあいがたまりません！ (2019年5月4日 11時) (レス) id: c916423483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンギン615 | 作成日時：2019年5月1日 20時
