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ジョングク side
僕たちが走り出した時にはもう皆いなくて。
そしたらジンヒョンが「宿舎に!」っていうから、自分の中で一番早く走れたんじゃないかって思うスピードで走った。
案の定、宿舎にいたユンギヒョン達。
少なかったAヒョンの荷物はなくなっていて。
事務所の大人たちはどっかに電話したり、事務所に帰ったりでバタバタしていて。
SG「だめだ、あいつ携帯の電源切ってやがる。」
JH「大丈夫かな、A行く当てなんてあるの?」
RM「確かご両親は海外転勤したって言っていませんでしたっけ?」
JN「ジョングク、学校で仲良くしている友達とか知ってる?」
JG「…学年違うから。」
JN「そっか、そうだよね。ごめんね変な事聞いて。」
僕って役立たずだ。
中学の登下校、一緒にしていたのに。
…会話なんてほぼ無かったけど。
地元からほとんど身一つで出てきたんだ。
知り合いも居なければ頼る先なんてない。
だから宿舎に住んでいる訳だし。
無機質なアナウンスが流れ続けているのに電話することをやめないユンギヒョン。
TH「Aってすごく可愛いし、きれいだし。今髪も少し長めだから一見、女の子に見えるよね。」
JN「テヒョンア、何言い出すの?」
JH「それ、Aすごく気にしているから絶対言ったらだめだよ。」
TH「身長も小さいし、華奢だし。」
RM「テヒョン、少し黙ってくれ。今、お前の四次元に付き合っている時間はないんだよ。」
TH「TVにも出てるし、雑誌にも出てるし。この前なんてナムジャペンから手紙貰ってたし。」
SG「…黙らねぇと殴るぞ。」
さっきからもごもごと、このヒョンは何を言いたいのか。
さすがのジニヒョンも不快な顔をしている。
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ゆり(プロフ) - はじめまして!とても面白いですね。更新楽しみにしてます! (2021年1月30日 21時) (レス) id: 83001323e2 (このIDを非表示/違反報告)
mia - すみません。リアルのリが抜けていました。 (2019年7月28日 22時) (レス) id: 49d0b92999 (このIDを非表示/違反報告)
mia - コメント失礼します^ ^すごくアルですね。バンタン愛の強さがとても感じられる作品でした^ ^ (2019年7月28日 22時) (レス) id: 49d0b92999 (このIDを非表示/違反報告)
catablack - ジョングクとの関係が私的に好きです!これからも陰ながら応援しています!!頑張ってください!! (2019年5月8日 22時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
3(プロフ) - グッたんの絶妙な病みぐあいがたまりません! (2019年5月4日 11時) (レス) id: c916423483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペンギン615 | 作成日時:2019年5月1日 20時