恐怖の長期合宿

NO.20 ページ22

ﾄｺﾄｺﾄｺ

孤爪「…」

『…』

や、やべぇ！無言ってこんなに怖いのか！

何この重い空気は！

孤爪「ねぇ、何でゲーム貸してほしいの？」

沈黙を破ったのは研磨くんだった

『え、あ、それはね…何か自室？的なとこに居ると暇だし！あと合宿終わるまでにゲーマーになろうかなと』

孤爪「一週間でゲーマーには、なれないよ」

『ﾊｩ､､､直球に言いますね』

孤爪「本当のことだから」

『ですね…』

あれこれ話しているうちに音駒の部屋に着いた

孤爪「入りなよ、」

『廊下で待ってるよ…！』

孤爪「暑いでしょ、((ｸﾞｨ」

ﾊﾟﾀﾝ

『涼し〜』

孤爪「クロ暑いの嫌だから、付けっぱにしてるし…」

『帰る時に消さないとね』

ｶﾞｻｺﾞｿ

研磨くんは自分の鞄の中を漁っている。どうやら色々な種類のゲームを持ってきたらしいため探すのに一苦労

『…♪…♪』

鼻歌ってついついしちゃうんだよね〜

おや、何か黒いリボンのようなものを発見！

『何これ…？』

孤爪「あ、それクロの」

『((ｸﾞｨ』

『…………？』

リボン状にしてある黒いリボン

孤爪「Aに似合いそうだね」

『そうかな…？』

鈴も着いている可愛い黒いリボン

孤爪「付けてあげる」

『でも黒尾さんに怒られるんじゃ…』

孤爪「大丈夫。



















クロの望み通りだよ」

『望み…？』

孤爪「うん、出来たよ」

『ありがとう…？』

孤爪「似合ってる。」

『えっと、ありがとう』

孤爪「うん、」

ｶﾞｻｺﾞｿ

研磨くんはまたゲームカセットを探し始めた





『ねぇねぇ研磨くん』

孤爪「ん、？」

『お手洗い行ってきてもいいかな？』

このリボンを付けてる姿見たくなっちゃった

自分が着けてる姿見るのは変だけど…ほんとこのリボン可愛いから…！

孤爪「うん、いいよ。でも1番近いところに行くんだよ？」

『はーい』

孤爪「行ってらっしゃい」

『行ってきまーす』

ﾊﾟﾀﾝ

・

『…♪〜♪〜』

「鼻歌とか歌うんだ」



















『月島くん？』

月島「もうそろそろで、就寝時間だよ」

『そっか、教えてくれてありがとう』

月島「どういたしまして」

『うん、で？何で着いてきてるの？』

月島「え、だって他の男にとられるから」

『いや、取られないから』

月島「そんなの分からないじゃん」

『私は天才だから解りマース』

＿＿＿
投稿遅れて申し訳ないです…！

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