NO.25 ページ27
『は、、、』
天祥院「さてと、卒業までもうすぐだ。皆でいっぱい思い出を作ろう♪」
まだ秋になりかけで早いと思ってるクラスの子も居るかもしれない
でも、本当に卒業まで直ぐなんだ───────
『あ、英智。今日部活忍者同好会の方行くからよろしく』
天祥院「分かったよ」
ひょいと頬をつねられた
瀬名「あんたねぇ」
『いひゃい！いひゃい！』
瀬名「俺らがジャッチメントする前の練習は、どっちに着くわけ？」
『どっちに着くって言われても…』
瀬名「かさくん頑張ってるのに？」
『…分かった、行くよ』
瀬名「はい決まり、放課後ちゃんと来てねぇ？」
『ん、忍者同好会の件が終わったらね』
つねられた頬をよしよしと撫でながら席に着こうとすると
守沢「A〜☆」
『今日は簡単に席に着けないな』
守沢「元気だったか！？」
やっぱり聞いてねぇ、、
守沢「勉強は大丈夫だ！俺が手伝うからな！」
『大丈夫、敬人に教えてもらう』
蓮巳「俺は教えんぞ」
守沢「なら俺が教えるからな！！」
『千秋、よーく聞け』
守沢「おう！」
『今の席、千秋と全然近くないけど？』
私は窓際の1番後ろになっていた
不登校児の席だ、プリントとかの事情であそこになったんだろう
守沢「な、なら羽風と席変わるから待ってろ！！」
羽風「やだ〜」
守沢「な！！」
羽風は私の前の席だった
ってことは隣は？？？
『千秋、茄子を食いたくなきゃぁ私の隣の席は誰だか教えろ』
守沢「な、茄子だと！？」
こーんな小学生みたいな茶番ごっこをしてると
蓮巳「俺だ」
『君かぁ、、、、、』
蓮巳「俺じゃ不安なのか？」
『いやぁ、そう言う訳では無くてですねぇ、』
敬人と私の学力の差がえげつないんだよ……！
薫と私はいつも一緒くらいでヘラヘラ笑ってたけども
敬人は、敬人は、、、せなっちと同じくらい学力がある
つまり優秀なのだ
蓮巳「大丈夫だ、俺がちゃんと教えてやる」
『は、はひぃ。。』
はぁ…と言いながら席に着く
羽風「大変だね、」
『大変だよぉ、、』
羽風「あ、」
『何？』
羽風「Edenって分かる？」
『Eden？』
羽風「うん、そのEdenの､､誰だっけ､､」
『超重要な事忘れてるし､!』
羽風「ん〜……覚えてないや、Trickstarの子達ならサマーライブの時に共演したからそっちに聞いた方が早いかも」
『了解、ありがとう』
椚「皆さん、授業始まりますよ」
『朝から椚先生の授業かぁ〜…』
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無能なハンカチくん | 作成日時：2022年3月19日 21時
