NO.10 ページ12
翌朝__
『…』
綺麗な水の音
私の落ち着く場所
深海「A〜♪」
『ん?』
深海「きのうは『かくとう』があったらしいですね♪」
『ん〜まぁね〜』
深海「Aは『たたかう』のがすきですね〜ちあきみたいです〜」
『何それ褒めてる……?』
深海「ほめてますよ〜♪」
『なら、ありがとう』
深海「A〜?」
『ん?』
深海「Aはなにをかんがえてるのかわかりませんね〜」
『あー、それよく言われる』
ここに来る前は普通の男女共学の高校に居たんだけど
その時によく友達から
"Aは何考えてるのか分かんないよね"
このセリフは付き物だった
ここに来た時
レオと出会って、あいつもだいぶおかしい奴だった
『あいつも何考えてるのかよく分かんなかったなぁ〜』
深海「?…『おもいで』につかってるんですね〜♪」
『今のうちに振り返っとくのもありかもよ?私達一応今年卒業生なんだし』
深海「はやいですね〜♪」
『ほんとに早かったよ、』
2人でぷかぷか〜とか言いながらボーッとしていると
明星「ちわ〜☆」
『あれ、バルくん』
明星「お二人共何してるんすか?」
『思い出に浸かってた』
明星「まだ5月ですよ?早くないすか?」
『早い?もう一瞬だよきっと』
明星「あ、そういえば俺たち『Trickstar』S1に出るんだ!」
『あ、そっかバルくんTrickstarか』
明星「そーですよ!」
『S1か、、私もS1であいつらに惚れたな〜』
明星「へ!?先輩恋してるんすか!?」
深海「Aはみんなのことがだいすきなんですよ〜♪」
『だから、S1で私の事堕としてみな!』
明星「絶対堕としてみせます!」
『頑張れ頑張れバルくん〜』
深海「がんばれば〜♪すくわれる〜♪ひぃろぉがかけつける〜♪」
『あ、それ千秋が歌ってたやつ、』
深海「よくちあきが、うたってるのでおぼえちゃいました〜」
『あやつ合唱力すごいからな……』
明星「あ、もう予鈴なりますよ」
『んじゃ、私は退散ー』
深海「ぼくはー」
『戻りなさい』
深海「えー」
『戻りなさい』
明星「うわ、圧がすごい」
『引くなよ、バルくん』
明星「……夏目に言っとこ」
『んぇあ!?なっちゃんには言うなよ…私の可愛いなっちゃんだぞ』
明星「録音完了〜」
『てめぇ!明星ぃぃぃぃ!!!!、』
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作者名:無能なハンカチくん | 作成日時:2022年3月19日 21時