No.9 ページ10
ポタポタと水滴が頬を流れる
『影山、』
影山「お久しぶりです」
『元気そうで安心した』
影山「？良かったッス」
黒いジャージに身を包んでいた彼は、逞しく見えた
『…迷子？』
影山「俺もうそんな、迷子なんてなりません」
『そっか、大きくなったね』
影山「A先輩は及川さん追いかける為に青葉城西行ったんすか」
『…さぁ??影山は何で烏野？』
影山「白鳥沢に落ちました」
『でも相性のいい彼を見つけたと』
影山「なんで知って───」
『君、小さいね。』
私の目線の先には日向翔陽くんが居た
影山「なんでおめぇがいんだよ！」
日向「便所行ってただけだし！！」
『じゃあね影山』
影山「先輩!!」
わたしはみんなの元へ戻ろうと思い歩いた
日向翔陽くんの方へ
『頑張ってね、最後まで』
日向「う、うす！」
影山and日向side┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
日向「あの人青葉城西の人か！？」
影山「ジャージ見れば分かるだろボケ」
日向「でもなんか、及川さんみたいな人だったな。冷たいというかなんというか」
影山「あれでもまだ緩い方だ。」
日向「緩い…??」
影山「A先輩とは小学のバレークラブで出会って、そこからバレーの基礎は先輩に教わった」
日向「!!バレーやってたんだな！」
影山「あぁ、だけど多分中学の途中で辞めてる。」
日向「何で？」
影山「知ってたら話すわボケ」
日向「お前あの人のこと好きなの？」
影山「は？？んな訳ねぇだろ。先輩だぞ」
日向「寂しそうな顔してんのに？？」
影山「んだとてめぇ!!」
影山and日向side終わり┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『岩ちゃん達荷物ありがとう。これ持つよ』
花巻「それ重いだろ。こっちにしとけ」
『マッキー…お前ほんとに花巻か？？』
花巻「文句があるなら直接言えバカ」
『急に優しくなるんだもん』
入畑「おい、及川どこだ」
金田一「え、ええっと、、他校の女子に、」
入畑「岩泉、A」
『はーい、連れ戻して来マース。』
中学の頃も人気だった彼は、今もこんな風に
なんだか懐かしい
でも寂しい
外に出ると同時に及川を見つけた
岩泉「Aボール貸してくれ」
『ケガだけはさせないでね。』
岩泉「ちゃんとわかってる」
力強く投げたボールはチヤホヤされている及川の頭上に
あんなにチヤホヤされて
私はもう彼の彼女じゃないから言えないけど
『あんまり引っ付かないで欲しい、』
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無能なハンカチくん(プロフ) - るえうさん» こんばんは、コメントありがとうございます🙏今日の分は既に更新したので、早めに制作させて頂きます(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞)” (2月28日 21時) (
レス) id: 56ad95693a (このIDを非表示/違反報告)
るえう - 続き書いてください (2月28日 19時) (レス) @page9 id: f37b355590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無能なハンカチくん | 作成日時：2023年8月24日 1時
