NO.17 ページ21
食堂内はガヤガヤしていて、今日の練習計画について皆話し合っていた
私はと言うと──────────
五色「A、あーん」
『あ、あーん』
何故か工くんに食べさせられていた
『五色くん、私自分で食べれるよ？』
五色「ダメ、Aは俺の彼女なんだから」
彼女という関係になったことないのに
だけど私はそのことに触れなかった
きっと研磨くんが見てるから
好感度をあげないと
『…おいしいね』
五色「なんか元気ないね、どうかした？」
『ううん、すごい元気だよ』
私はガッツポーズを作って見せた
正直言って今は何も食べたくない
喉も通らない
「A」
ピクリとも肩が揺れた
『…牛島さん?』
牛島「少しいいか」
『五色くんごめんね、後でね』
そう言い牛島さんの所へ行こうとすると
五色「工だろ？」
鋭い目で訴えられた
『工、少し行ってくるね』
五色「うん、行ってらっしゃい」
さっきとは違う表情で私に手を振ってきた
五色くんのことは名前呼び、これからは気をつけよう
『すみません、どうかしましたか？』
廊下に出ると、牛島さんは壁の方を向いていた
牛島「A」
私の名前を呼び、こちらを向いてきた
そうして徐々に私に寄ってきて、私はジリジリと後ずさった
そうする内に壁にもたれ
牛島さんがドンッと壁に手を付けてきた
いわゆる壁ドン状態だ
『なんですか?』
怯えながらも応えた
牛島「俺だけを見ていろと言っただろ」
『ぁ、』
そう言えば言われていた
『すみません、でもちゃんと牛島さんのこと好きですよ』
必死に笑顔を作った
牛島「なら何故」
牛島「電話で俺の声を聞いた時、"逃げなきゃ"と言った」
やばい
怖い
身体が動かない
『ぁ、えっと、』
「すみません」
凛とした声が響いた
『赤葦、さん』
赤葦「お取り込み中失礼します。Aは体調不良の為また別日にしてくれませんか」
牛島さんは私を見た
牛島「そうか、」
そう言って私の頭に腕を伸ばしてきた
思わず目をつぶったが
優しく頭を撫でられた
牛島「すまなかった。またゆっくり話そう」
そう言い牛島さんはどこかへ行った
私は地べたに座り込んだ
赤葦「A、俺が保健室に連れていくよ。少しの間ごめんね」
そう言い彼は私をお姫様抱っこしてきた
続く (更新停止中)
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うほ - わぁぁー！すごい！ほんとに好きですー！続きがめちゃくちゃ気になります！！最新頑張ってください！！応援してます！！ (4月2日 16時) (
レス) id: be18d7093d (このIDを非表示/違反報告)
サスペンダー - めっちゃめちゃ好きです！色んなキャラと絡み合っているのが最高です！更新頑張ってください！ (3月29日 23時) (レス) @page21 id: 129126bb1b (このIDを非表示/違反報告)
枸榾(ﾋｲﾗｷﾞ)(プロフ) - うわぁ好きすぎてもう…最高です。。 (3月17日 4時) (レス) @page21 id: 70c1de3e24 (このIDを非表示/違反報告)
無能なハンカチくん(プロフ) - ひじきの煮物さん» ひじきの煮物さんこんばんは！素敵なお言葉ありがとうございます₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡とても励みになります♡ (3月17日 0時) (レス) id: 6ef4ea906c (このIDを非表示/違反報告)
無能なハンカチくん(プロフ) - いもりさん» いもりさんこんばんは！応援コメント大変嬉しいですඉ_ඉ更新頑張ります✨ (3月17日 0時) (レス) id: 6ef4ea906c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無能なハンカチくん | 作成日時：2022年3月26日 21時
