‥ ページ20
その時、氷の大地がひび割れ、Aとクザンの間から大型海王類が姿を現した
「おっと、これはまずい」
『(助かった、この隙になんとか逃げなきゃ！)』
氷が砕け散る中、Aはクザンから必死に逃げた
「なんでこんなところに海王類がでてくるかなぁ
運のいいやつだ
また会おうね」
クザンは砕けた氷の塊の上に立ち、Aが逃げた海を眺めていた
クザンの姿が見えなくなり、追っ手が来ないことを確認したA
『さすがにやばかった、こんなところでクザンさんに会うなんて
ﾊｧﾊｧ
つぅっっっ、痛っっっ、出血が酷い、やば、意識‥‥‥が‥‥‥‥』
Aは海の上で意識を失った
--------------
海の中 とある潜水艦内
「キャプテーン、そろそろ浮上しようよー」
1匹の白くまが誰ながら船長に懇願する
「そろそろベポも限界だな」
「あぁ。違いねぇな」
そう、ここはトラファルガー•ロー率いるハート海賊団の潜水艦
ポーラータング号船内である
「仕方ねぇ、浮上するぞ
準備しろ」
「アイアイ！キャプテン！！！」
許可が降りるや否や、突如として元気になる白くまのベポ
「ちっ、元気じゃねーか」
「キャプテン！海上でるよ！！！」
ポーラータング号は海面に姿を現した
ベポが扉を開け、船上にでる
「やっぱり太陽はいいね！
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥！？キャプテン！！！
女の子が倒れてるよ！！！」
「なに？状況は？」
「左腕が凍傷状態
あと、腹部に切り傷数箇所
出血が酷そうだよ
キャプテン、助けてあげて」
「仕方ない、処置室へ運べ」
「了解！」
Aは目を覚ました
体が鉛のように重い
自分が人間の姿であることを確認する
周りには誰もいない
『気絶したから人間に戻ったのか‥‥‥
ここ、どこだろう』
ｶﾞﾁｬ
Aのいる部屋の扉が開く
「よう、どうだ調子は？」
『(死の外科医トラファルガー•ロー！？なんで！？)
あ、えっと、大丈夫です。
体はあまり動かせませんが』
「そりゃそうだろう
左腕の凍傷に、身体中切り傷
腹部の出血も相当酷かった
生きてることが奇跡だ」
『助けていただいたんですか？
ありがとうございます』
「うちのクルーが助けてやってほしいと拾ってきたんだ
感謝ならそいつにしてやれ」
扉の向こうから白くまが覗いていた
『白くまさん、助けていただいてありがとうございます』
「アイアイ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 943人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あー(プロフ) - ライキさん» ライキさん！ありがとうございます！！！ (2022年9月25日 20時) (
レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - リズさん» リズさん！ありがとうございます！続編いつかは頑張りたいです！その時はまた読んでいただけると嬉しいです！ (2022年9月25日 20時) (レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
ライキ - 続編期待してます！すごく面白かったです！ (2022年9月3日 13時) (レス) @page50 id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 一旦完結おめでとうございます!!泳げる能力者を読むのが最近の楽しみでした!!出来れば、これからも読みたいです!!続編期待してます!!あと、お墓の前でサボと再開とかめっちゃ良いと思います!! (2022年8月28日 17時) (レス) @page50 id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - もやしさん» もやしさん！ありがとうございます（＾∇＾）頑張って更新します！！！ (2022年8月24日 19時) (レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シマママ | 作成日時：2022年7月29日 16時
