‥ ページ2
新世界
モビーディック号の甲板
見張りをしていたハルタが叫ぶ
「右舷から何が来るぞ！！！」
それを聞いた甲板にいるクルーが集まる
「なんだあれ！？」
「水面下をすごいスピードでこっちに来るぞ！」
「このままだとぶつかるぞ！」
もう少しで船に謎の物体がぶつかるというところで
1人海へ飛び込んだ
「イゾウ隊長！！！」
水面下で刀を抜いたイゾウ
刀と何か硬いものがぶつかり、衝撃波と共に波が船を襲う
「みんな捕まれ!」
「なにごとだよい！？」
「なんだなんだ！？」
「なにごとだ」
船内にいた白ひげ、他の隊長が出てきた
「イゾウ隊長が水面下で何者かと交戦中と思われます」
「何者かってなんだよい
もう少し詳しく説明しろよい」
ハルタ「何かがすごいスピードで船に向かってきたんだ
それをイゾウが止めた！」
マルコ「イゾウはどうなったよい？」
ハルタ「まだあがってこないんだ‥」
ザバッ！
水音を立ててイゾウが海から顔を出した
イゾウ「だれか、引き上げてくれ」
引き上げられたイゾウの腕には黒い物体が抱かれていた
マルコ「イゾウ、なにがあったよい？」
イゾウ「こいつが船に体当たりしてきたのを止めた」
クルーと白ひげが覗き込むと、そこには1羽のペンギンが‥
『お、お、、、、、』
全「？？？」
ペンギン『お腹すいた‥‥‥』
「え、ペンギンが喋った」
「お腹すいたって言ってるぞ」
「グララララ、おい、こいつに何か食わしてやれ」
「オヤジ！いいのか！？」
「腹減ってるなら何か食わしてから色々聞きゃいいだろう」
「オヤジがいうなら」
サッチ「おい、ペンギン飯だぞー」
『ｸﾝｸﾝ‥‥ごはん！！！いただきまーす！！』
すごい勢いで完食したペンギン
『おいしいご飯をありがとうございました
この度は大変ご迷惑をおかけいたしました
目の前に魚の群れがあって、それを無我夢中で追いかけていたら、船が目の前に‥‥
すみませんでしたぁぁぁ』
頭を床につけて深々と謝るペンギンに誰も怒る気が起こらなかった
「グララララ、今度からは気をつけるんだぞ」
「まぁ、腹減ってたらそういう時もあるよな」
「ちゃんと前見て追いかけろよい」
『ありがとうございます』
あまりに丁寧なペンギンになぜ喋るのかという疑問も浮かばなくなったクルーたちだった
「グララララ、なかなか礼儀正しいペンギンだ
好きなだけ船にいるといい」
『ありがとうございます！！！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 941人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あー(プロフ) - ライキさん» ライキさん！ありがとうございます！！！ (2022年9月25日 20時) (
レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - リズさん» リズさん！ありがとうございます！続編いつかは頑張りたいです！その時はまた読んでいただけると嬉しいです！ (2022年9月25日 20時) (レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
ライキ - 続編期待してます！すごく面白かったです！ (2022年9月3日 13時) (レス) @page50 id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 一旦完結おめでとうございます!!泳げる能力者を読むのが最近の楽しみでした!!出来れば、これからも読みたいです!!続編期待してます!!あと、お墓の前でサボと再開とかめっちゃ良いと思います!! (2022年8月28日 17時) (レス) @page50 id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - もやしさん» もやしさん！ありがとうございます（＾∇＾）頑張って更新します！！！ (2022年8月24日 19時) (レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シマママ | 作成日時：2022年7月29日 16時
