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「あーぁあ、ほんとにやられたわぁ」
歩きながら、すばるが呟く。
そろそろ帰ろっかって、お会計を巡ってバトルったのに。
「俺が出すからええねん！って言ったのにね笑」
「ほんまやで、ヨコのやつ…」
お会計お願いしますって言ったら、もうすでに横山様から頂いております、なんて言われて。
慌ててすばるが携帯を開いたら、『邪魔したお詫び』ってメールが入ってた。
「やっぱ横ちょ、かっこいいわぁ」
「…」
ぽそっとつぶやいたら、見てわかるくらいにむっとして。
無言のまま私の手を取って、家まで歩いた。
嫉妬、だったりして。
そうだったらいいのにな、なんて。
ありえない事を考えて、少し落ち込む。
最近渡した合鍵でガチャって乱暴にドアを開けて、私を押し込んで。
後ろ手に鍵を閉めながら、噛み付くようなキス。
「ん、…むぅ…っぷはっ！…んん？！」
息が続かなくなって、離れた瞬間を狙って舌が入り込む。
「…いっ！？」
ちゅぱって音をたてて唇が離れたかと思ったら首筋に鈍い痛みが走って。
「俺の前でヨコの名前とか出すなや！！これは俺のって印！マーキングや！アホ！」
ぺちって首筋を叩いて、風呂入ってくる！ってスタスタ歩いてくすばるを横目にズルズルと玄関で崩れ落ちて座った。
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ことりーぬ(プロフ) - ∞りっちゃん∞さん» コメントありがとうございます！いいとこに気づいてくださいました！今回出てきた方もどうなるのか、シリーズを楽しみにしてください！ (2015年11月14日 16時) (
レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
∞りっちゃん∞(プロフ) - 前回のお話と少しつながってる部分があって素敵です。更新頑張って下さい (2015年11月14日 14時) (レス) id: a0d9c12414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことりーぬ
| 作成日時：2015年11月12日 16時
