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真っ赤な顔のすばると、ちょっと酔ってきた私と。
「あ、これうま。」
「俺こっちの方が好きやけどなぁ？」
頼んだ料理を吟味したり。
「最近レコーディングとか？」
「そうそう、ちょっと詰まってんねん」
他愛もない話をしたり。
ちょっとしたことが幸せだな、と思ったり。
「ちょっとトイレ行ってくる。」
「ん。いてら。」
ふらりとトイレに向かった私。
酔ってたのか、前から人が来てることに気づかなかったのか。
とんっとぶつかる感覚がした。
「うわ、っと。大丈夫ですか？」
頭上から聞こえる声に目線を上げれば。
ふと、すばると前に話したくだらないことが頭をよぎった。
「あ、白猫」
「…はぁ？」
まずった、余計なこと言った！
慌てて頭下げて、トイレへと駆けこんだ。
白猫って、白猫って！
もっとなんか言うことあったでしょ！！！
そろっとトイレから出て、周囲を見渡して。
いないことを確認してから部屋に戻ろうとしたら、ある扉が半開きで。
中から、さっきの人の声がして。
「なぁ、俺ってそんなに白いんかな？」
聞くつもりはなかったんだけど、思わず笑ってしまった。
は、やばいばれるばれる。
慌てて部屋に戻った私を見て、すばるは目を丸くしながら。
「え、なんかあったん？」
とビールを飲んだ。
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ことりーぬ(プロフ) - ∞りっちゃん∞さん» コメントありがとうございます！いいとこに気づいてくださいました！今回出てきた方もどうなるのか、シリーズを楽しみにしてください！ (2015年11月14日 16時) (
レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
∞りっちゃん∞(プロフ) - 前回のお話と少しつながってる部分があって素敵です。更新頑張って下さい (2015年11月14日 14時) (レス) id: a0d9c12414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことりーぬ
| 作成日時：2015年11月12日 16時
