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「A、飯行こ。飯。」
ある日、いつものごとく家でのんびりしてたすばるが言うが早いか寝室へと消えていって。
洗濯物をたたんでた私は、ぽかんとしてしまった。
「たまにはこんなん履いて、飯でも行こぅや」
寝室から出てきたすばるが持ってたのは、赤のロングスカート。
基本的にパンツスタイルが多い私は、あんまりスカートを履かない。
だって家の中ではジャージとかの方が動きやすいし。楽ちんだし。
でもせっかくのすばるからのお誘いだから、たまにはいっか。ってすばるセレクトのスカートを履いた。
「ほい、到着」
歩いてすぐやからーって連れて来られたのはこぢんまりした居酒屋で。
居酒屋行くくらいなら別にスカートじゃなくても良かったんじゃないかって思ったのは内緒。
奥の個室に連れてかれて、とりあえずビールを頼んだ。
お酒の席とはいえ、あんまり話さない私達。
別に気まずいわけじゃないんだけど、話さなくてもわかるっていうか。
なんとなく、すばるが何を求めてるのかはわかって。
それはすばるも同じみたいで、何も言わなくても、わかってくれる。
昔から一緒にいるみたいな、妙な安心感。
心地いい沈黙と、意外と美味しい料理とお酒。
全部がいい感じで、少し、飲むペースが上がっていた。
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ことりーぬ(プロフ) - ∞りっちゃん∞さん» コメントありがとうございます！いいとこに気づいてくださいました！今回出てきた方もどうなるのか、シリーズを楽しみにしてください！ (2015年11月14日 16時) (
レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
∞りっちゃん∞(プロフ) - 前回のお話と少しつながってる部分があって素敵です。更新頑張って下さい (2015年11月14日 14時) (レス) id: a0d9c12414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことりーぬ
| 作成日時：2015年11月12日 16時
