プロローグ ページ1
『おはよっ。…なぁ、おはよう言うてるねんて。はよ起きぃや』
んん…
パチッと目を開けて最初に見えるのは彼の顔。
「朝からキャンキャンうるさいよ…」
まだぎゃいぎゃいなにか言ってる彼をそうたしなめて、布団から起き上がる。
ふわりといい匂いがして、あぁ、朝ごはん用意してくれたんだなって思う。
『朝から頑張ったんに何もご褒美もくれんの?』
…とでも言いたげな顔で、こっちを見てるからクシャッと、頭をなでて洗面台へ向かう。
あぁ、これなでる方も恥ずかしいもんだな、なんて思いながら顔を洗って、歯を磨いて。
リビングへ戻ればふんわり笑った彼。
こんな毎日が、とても幸せで。
それと同時に少し淋しくなる。
涙腺、弱ったな。
こんなことで涙目になるなんて。
だってあなたは
私のペット。
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ことりーぬ(プロフ) - ∞りっちゃん∞さん» コメントありがとうございます!いいとこに気づいてくださいました!今回出てきた方もどうなるのか、シリーズを楽しみにしてください! (2015年11月14日 16時) (レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
∞りっちゃん∞(プロフ) - 前回のお話と少しつながってる部分があって素敵です。更新頑張って下さい (2015年11月14日 14時) (レス) id: a0d9c12414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりーぬ | 作成日時:2015年11月12日 16時