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あの日から亮ちゃんはちょくちょくお風呂だけ借りにやって来た。
「あぁ〜、自分家やったらなぁ、ビール飲んでゴロンってすんのになぁ〜」
なんて恨めしそうにつぶやく彼を尻目にビールを飲み干す。
ん、うま笑
「あ〜、ええなぁ〜、ビール飲みたい〜」
そう言って、すすすと近寄ってくる。
下はスウェットで、上は黒のタンクトップ。
髪の毛はまだ濡れてて少し色っぽい。
頭からタオルを被って、髪の毛わしゃわしゃして。
その状態から見上げてくるから鼻血でそうなくらいかっこよくて。
きっとその色気にやられちゃったんだと思う。
「ならちょっとずつこっちに荷物おいてったら?笑」
「え、ええの?!」
「だって、お風呂入ったらビール飲んでゴロゴロしたいんでしょ?」
「したいけど!いや、でも、そのうち俺ここで寝るで?笑」
「可愛いうちのペットなんだから、手出ししなきゃいいんじゃない?笑」
やったー!だなんてきっとしっぽ振りきって。
心の底から嬉しそうに笑う亮ちゃんをみてたら、ちょっと笑えた。
「そんなにビール飲みたかったんだ笑」
「せやねん!ご主人様はええな〜って俺も飲みたいぃ〜っていつも念じててん笑」
なにそれ。
チョーかわいいんですけど笑
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あーちゃん。 - すごい面白かったです!また新たな作品も楽しみにしてるので頑張ってください!! (2016年3月30日 17時) (レス) id: 741784e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりーぬ | 作成日時:2015年11月4日 14時