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誰だろ、まさか亮ちゃんとか?笑
そう思いながら開けたドアの前には…
「あの…いや、ほんまごめんやねんけど…」
さっき帰ったはずの亮ちゃんが、顔を真っ赤にして立ってた。
かえって着替えたのかスウェットになってて、足元はサンダルで…手には、タオル?
「実は、仕事であの日から家帰ってなかってんけど…お風呂んところの機械あるやん?あれ、ぶっ壊れてしまってん…それに今気づいて。」
大家さんに言ったら、修理に二週間かかるって言われたんよ。ってちょっとしょぼんとしながら話す亮ちゃん。
持ってるタオルをぎゅっと胸の前で抱きしめてて、とてもかわいい笑
「そんで、ほんまに申し訳ないんやけど、お風呂、貸してくれひんかなぁ…て。図々しいお願いだってことはわかってるんやけど、俺のこと知っとるのは大家さんと貴方だけやねん。
俺のことは、あの、あれや、ペットとかって思ってくれてええから!二週間だけ、アカンかなぁ?」
そう言って、うるうるのたれ目で見つめられたら…
なんだかいつも抱えてるりょーを思い出して、思わずなでてしまった。
「…わんっ?」
あぁ、もうこれは私が折れるしかないなって、頷いた。
「やった!!ほな、よろしくな?ご主人…様?♪」
コテンと首を傾げるこの人にはかないません笑
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あーちゃん。 - すごい面白かったです!また新たな作品も楽しみにしてるので頑張ってください!! (2016年3月30日 17時) (レス) id: 741784e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりーぬ | 作成日時:2015年11月4日 14時