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「ねぇ、亮ちゃん？」
「ん？なぁに〜」
「私がここにいたら、邪魔じゃないの？」
「ん〜？邪魔やないからこうしてんねやろ？」
とある日。
亮ちゃんも私もオフが被ったのに、外はあいにくの雨。
亮ちゃんはサーフィンしに行こうか悩んでたみたいだけど、この雨だからって行かないことにしたらしい。
「〜〜〜♪」
鼻歌でメロディーを紡いでは、五線譜にかきかき。
時折止まって、消しゴム使って、鉛筆でリズムとって。
「〜〜っ、〜♪」
ちょっとゆらゆら横に揺れて。
それはいいんだけど、なんで私はその亮ちゃんの膝の上に座ってるの？？
この間と同じ、ソファーの下にあぐらかいて、その間に私を閉じ込めて。
「ねぇ、亮ちゃん書きづらくないの？」
「ん〜、ちょっと…あ、んーんーんー♪や。
でもなぁ、こうしとった方が思い浮かぶっていうか、安心するからやりやすいねん。」
そうやって言われちゃ、身動きも取れなくて。
しょうがないから、ペッタリと背中を預けて亮ちゃんの歌に身を預けた。
「おーい、A、起きぃや。そろそろ19時になるで？」
突然、座ってた膝をぱたぱたして。
ふふふって笑いながら、私を左右に揺すって。
「はよ起きなぁ、食べてまうでぇ〜？」
なんて、楽しそうに言う。
わかったわかった、起きるから…
ん？食べてまう？何を？
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あーちゃん。 - すごい面白かったです！また新たな作品も楽しみにしてるので頑張ってください！！ (2016年3月30日 17時) (
レス) id: 741784e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことりーぬ
| 作成日時：2015年11月4日 14時
