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「うわぁ、今日雨すごいなぁ…」
雲行きが怪しくなったから慌てて帰宅した途端にバケツをひっくり返したかのような大雨。
さらには雷までけたたましく鳴り出して、停電になるんじゃないかとそわそわ。
そそくさとお風呂に入って、りょーを抱えてベッドに潜り込んだ。
携帯をポチポチ。
ふんふん、明日まで雨なんだ。
明日はお休みだし、ベッドの布団でも干そうかと思ったのになぁ…。
なんて考えていた時のこと。
バリバリバリッッッ
「きゃぁっ?!」
?「あぁぁああああ!!!!!!!!」
光と音が一緒になって、マンションに落ちたんだとわかる。
ど、どうしよう。
とりあえず、懐中電灯…
玄関まで行って、懐中電灯をつける。
えっと、水は出るし…
あちゃー、ブレイカーは落ちちゃったか…
冷蔵庫の中身大丈夫かな?
ところで、さっき聞こえた叫び声…あれなんだったんだろ?
多分お隣さんだとは思うんだけど…。
少し怖い気もしたけど、もし今の停電で本当に困ってるんだとしたら…
怪我してたら?倒れてたら?
そう思ったらゾッとして。
りょーを抱えて、パジャマ代わりのスエットの上にコートを着て、お隣さんの様子を見に行くことにした。
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あーちゃん。 - すごい面白かったです!また新たな作品も楽しみにしてるので頑張ってください!! (2016年3月30日 17時) (レス) id: 741784e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりーぬ | 作成日時:2015年11月4日 14時