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えっ?って聞き返したら、こっちむいてにこーって。
「やって惚れられたら困るもんっ♪」
…えっと、どういうこと?
ばくばく。心臓がうるさい。
惚れられたら困るって何…?
「やってAは俺のご主人様やからなっ!俺以外にペット増やされたら困るし!」
がーん。
なんかちょっと、がっかりというか。
そうだよね、所詮私はご主人様止まりだよね。
いてて、胸が痛い。
胸の奥の奥のずーっと奥の方の、隠してたところをチクチクされてる。
「それに…ずっと俺だけのであって欲しいし…」
チクチクされて零れそうになった涙を耐えることに必死で、亮ちゃんが何を言っていたかなんて聞いてなかった。
「と、とにかく!俺はこれを待ち受けにするのっ!…………♪
はい、設定っと♪」
これ、メンバーには内緒にせなってルンルンで携帯をいじってる。
胸の奥ーの方はまだちょっとチクチクされてるけど、亮の笑顔が見れるなら。
私は、この気持ちに蓋をすることができる。
そう思って、見せないでよ!ってわざと明るく返した。
「ねぇ、そう言えばさ、半年前に待ち受け私にしてたじゃん。あれ、バレたの?笑」
「ん?ソッコーバレた笑」
あの気持ちは、今もまだ。
完全に蓋を締め切れてない。
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あーちゃん。 - すごい面白かったです!また新たな作品も楽しみにしてるので頑張ってください!! (2016年3月30日 17時) (レス) id: 741784e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりーぬ | 作成日時:2015年11月4日 14時