∞/43 ページ43
なんやかんや言いつつも、トマトのことが気になった私は、候隆のことを気にしながら生活していた。
候隆は、トマトが嫌い。
きゅうりも嫌い。
納豆は食べれるけど嫌い。
映画を見たり、楽しいことをするのが好きな、爽やかな大学生みたいな人。
だけど、裕は違った。
トマトもきゅうりも納豆も全部普通に食べられるし、体を鍛えるのが好きで、そんな自分も大好き。
暇があれば口説こうとしてくる、そんなやつ。
(裕は候隆とは真逆…二重人格って、性格だけじゃないの？)
よく聞くのは、体は一つ、心は二つ。
つまりは嫌いなものや好きな事は同じだけれど、性格は全く異なるって意味。
でも裕の場合、体も心も二つあるみたいに思う。
(そのうちどちらか一人になってしまいそう…)
その日の夜、短針が12時を回った頃にコンコンとノック音が響いた。
(…？どこだろ、部屋じゃないな…)
コンコン、とまたノック音がする。
気になって、廊下を見てみたけど誰もいない。
外は気づかぬうちに雨が降っていたようだ。
(こんな夜中…雨も降ってるのに、誰たろう？)
玄関の方へ向かったら、すでに信五がドアを開けていた。
信「…なんやお前ら。」
カッと稲妻が走る。
照らしだされた人物の顔を見て、Aは息を呑んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ことりーぬ(プロフ) - 伊勢エビさん» ありがとうございます！いつもとは違う感じを目指して頑張っております！あ、例えばもちゃんと終わらせますよ！（笑）これからもよろしくお願いします！ (2016年1月20日 3時) (
レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢エビ(プロフ) - さっそく読ませてもらってます。なんか、不思議な世界観で続きが楽しみです。無理せず更新、がんばってくださいね〜♪ (2016年1月19日 23時) (レス) id: 6cf6df64a6 (このIDを非表示/違反報告)
ことりーぬ(プロフ) - 0206Sukeloveさん» いえいえ、こちらこそありがとうございました。そう言っていただけてとても嬉しいです。仲良くしてくださると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2016年1月18日 3時) (レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
ことりーぬ(プロフ) - やっちゃんさん» いえいえ、こちらこそありがとうございました。仲良くしてくださると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2016年1月18日 3時) (レス) id: 466d89bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
0206Sukelove(プロフ) - パスワードありがとうございました!!期待を裏切らない素晴らしい物語で、続きを読めるのを楽しみにしてますね♪ (2016年1月18日 3時) (レス) id: 57a72bf2e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ことりーぬ
| 作成日時：2016年1月11日 1時
