【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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次の場所は…藤襲山の森だった


『この山に捨てられて、その後皆と出会えたんだよね
さあ、この思い出の場所で最後の戦いをしよう』


「嘘だ…やめてくれAさん…」


「そうだよ、俺Aさんと戦いたくないよ…」


「Aは俺の子分だろ！」


『炭治郎と善逸は分かってるよね？
俺は本気だよ』


「「っ…」」


「善逸…本当なのか？」


「宇髄さん…はい、Aさんから嘘の音は…しません…」


「くそっ」


『早く状況理解してよ
皆がやらないならこっちから行くよ…？』


その瞬間Aから今までにないぐらいの殺気が放たれた


「っっやるしかないようですね」


「よもや！今度は俺がAを助ける番だ、必ず助けよう…！」


「ああ…なんて…なんて可哀想に…南無阿弥陀仏」


「目ェ覚まさせてやるよォ！！」


「今助ける…Aは鬼じゃない」


「Aは軟弱者じゃないだろう…叩き直してやる」


「今のAさんにはキュンキュンしないの…いつものキュンキュンさせてくれるAさんに戻って…」


「容赦はしないぞ…それが例え大切なAだろうと…早く目を覚ませ」


「鬼舞辻なんかにAは渡さない」


「禰豆子もAさんも絶対に助ける…！」


「ウー…(絶対に人を殺させない)」


「Aさん…俺怖いけど頑張るから
また優しい心地のいい音聞かせてよ…」


「親分の事を裏切るなんてさせねえ！
いつもの子分に戻してやる！」


「Aさんは鬼なんかにさせねえ」


「師範の大切な人を…鬼になんて渡さない」





『ごめんね皆。さよなら』

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