【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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「…そうか
でも僕たちは今まで通りAの事を大切に思っている
これからも僕たちと戦ってほしい」


お館様の言葉に皆が頷きAを見る


が


『それは出来ないなあ
俺は皆を殺しにここに来たんだよ』


ベベン


『ありがとう鳴女ちゃん』


琵琶の音が聞こえたかと思えば急に景色が変わり柱とAは無限城に来ていた


「ここは…」


「義勇さん！錆兎！」


「兄貴！」


「炭治郎！」


「玄弥ァ！」


「何故お前達までここに！」


五感組が檻のような所に入れられていた


「気をつけて下さい！ここは…」


『ここは無限城だよ
鬼舞辻無惨の住む城』


「「！？」」


「A…何故ここへ俺達を連れてきたんだ…！」


「い、今から皆で鬼舞辻無惨を倒すためよね！？
そうよね！？」


「違う、Aがお前らを殺すためだ」


「！！鬼舞辻無惨…」


「何言ってるの？僕のAがそんなこと…するわけない」


「お前のAだと？ふざけた事をぬかすな小僧が…」


『まあまあ無惨、俺がやるから…ね？』


「…ならばアレをしろ」


(アレ？)


『ｸｽアレは皆を倒してからの祝杯でしょ？』


「ﾑｽなら早く殺せ」


『はいはい』



本当に鬼の仲間になってしまったのか

何故こんな事になってしまったのか

殺すと言うのは本気なのか

こちらにはもう戻って来れないのか



全員が動揺を隠せない


「なんでこんな事をするんだ…A！
あの時…助けてくれたのに…何故…」


『それは人間の俺がした事
今の俺は鬼として目覚めた。
だからこそ自分の手で大切な人で殺したいんだ

だって…俺の血と肉になるんだもの』


「「ｿﾞｸｯ」」


「まだか」


『急かさないで
んー、ここだと俺も殺りづらいから外でやりたいな
鳴女ちゃんあの檻の中の5人も一緒にお願い』


「…」


「Aが言ってるんだ、早くしろ」


「は、はい」


ベベン

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