【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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宇髄屋敷


『お邪魔します』


「おう、派手に寛いでくれ！」


『ありがとう』


「わり、俺ちょっと買い忘れがあるから行ってくる」


「わかった、適当にのんびりさせてもらうよ」
(俺のせいで買い物出来なかったんだろうな、本当に悪い事しちゃった…)


「そうしてくれ！派手に早く帰ってくるからな」




宇髄が買い物から帰ると今はもう夕方
(2人が屋敷に着いた時はお昼過ぎぐらいだった)


「Aただいま、悪い少し遅くなっちまった」


声をかけるが返事は返ってこない


「A？」


日向ぼっこでもしていたのかAは縁側で寝てしまっていた


(随分ド派手な可愛い寝顔するじゃねえの…)
「おーい、風邪ひいちまうぞ」


『ん…天元おかえり』


「ただいま、もう夕方だ寒いだろ？これ着ろよ」


『んー…！？天元これって…』


さっきまで眠気眼だったが宇隨から渡された羽織を見た瞬間Aの目が覚める


宇隨が渡したのは先程の店で欲しがっていた羽織だった


「さっきは買えなかったからな」


『でもなんで…』


「俺もそれド派手にAに似合うと思ってたんだよ、ほら早く着て見せてくれよ」


『ん、似合うか？』


「あぁ///」
(想像以上に派手に似合ってやがる)


『これ本当にもらっていいのか？
高かっただろう』


「俺が買いたくて買ったからいいんだよ」


『天元に嫁が何人も居る理由が分かったよ』


「Aもなるか？
Aなら大歓迎だ！」


『いや、もし俺と天元がくっつくとしても俺が天元の嫁ちゃん達諸共娶るよ』


「俺が嫁役なのかよ…」


『甘えてもらうのが好きだからね
だから天元も甘えていいんだよ？』


「俺もド派手に甘えて欲しい派なんだよな
Aが甘えて来いよ」


『そうか、じゃあ今日だけ甘えさせてもらってもいいか？』


ポスと音を立てて天元にもたれ掛かるA


「は！？/////」


『嫌だった？』


「いや、嫌じゃねえけど///」


『顔赤いなｸｽｸｽ』


「うるせぇよ…///」
(くそ、夜だ夜！酒飲ましてからが勝負だ///)






羽織の柄等は読者様にお任せします；
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