【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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朝


「Aは今日も休みか？」


『今日は隊服と刀貰いに行くよ、錆兎は？』


「任務」


『じゃあもうバイバイだね』


「任務場までは走る」


『だから？』


「…もうちょいこのままでいい」


朝食を食べ終え、もうそれぞれの支度も終わったが
錆兎は座っているAを後ろから抱きしめて離れ難くなっているようだ


『ﾌﾌそれは嬉しいけど疲れちゃうよ？』


「Aと少しでも長く居れるなら構わねえよ」


『男前だね』


「なら惚れろよ…」


『ん？何か言った？』


「なんでもない、そろそろ行ってくる」


『もうか…気をつけてね』


冨岡にやったかのように鱗滝にも右手中指にキスをする


「すぐに帰る」


鱗滝はお返しにとAの髪にキスをし、任務へと向かって行った


(…本当はさっきの聞こえてたんだけどね)
『さーてと、俺も行こ』



持ち前の勘で無事制服を作ってもらうところに着いたA


『あ、俺の他にも人いるんだ』


「！神柱様…ですよね？」


『そうだよ、昨日からなのによく知ってるね
君は？あ、俺はA』


「不死川玄弥です
神柱様の事は師匠…いえ、悲鳴嶼さんからお聞きになっていたので」


『師匠てことは行冥の継子？実弥の継子じゃなくて？』


「いや、えと…」


(なにか事情持ちかな)
『変な事聞いてごめんね、兄弟だからとか関係ないよね』


「よく兄弟だって分かりましたね」


『苗字一緒だし、何より玄弥も実弥に似て可愛いからすぐ分かったよ』


「かわ…///」


『うん、可愛い』


「ﾌﾟｼｭｰ/////」


「神柱様、こちらに来ていただけますか？」


『はーい
じゃあ呼ばれたから俺行くね』


「はい！あの…もしまた会ったら兄ちゃ、いや、風柱様の話聞かせていただいてもいいですか？」


『やだ』


「そ、そうですか…」


『自分で直接聞きな』


「俺は…嫌われているから…」


『そんなことは絶対にない。
大丈夫だから俺を信じて待ってて、絶対に2人をﾎﾞｿﾎﾞｿ』


玄弥の耳元で何かを話すA


少し困惑していたがAの顔を見ると不思議と安心ができた


「…わかりました、ありがとうございます」


『うん、またね玄弥』


「はい！」

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