若頭に溺愛されています【るぅと】

ー77ー ページ31

※注意※

“多少”大人な表現が入っております。苦手な方はご遠慮下さい。(多少です、多少ね)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside

わっ、何この格好…

鏡に映った自分を見つめる

やっぱ露出多くない？

むりだって、！

「まだ？」

『ま、まだぁ』

心の準備出来てないよぉ

ってか、一生出来ないよ…

すると、いいよと言った覚えもないのに彼が入ってくる

『わぁっ！』

「やっぱ着替え終わってるじゃん」

『それは…その…』

恥ずかしくなって、うつむいていると

彼は私を押し倒す

「もう食べ頃だね」

その顔は獣そのものだった

男らしい顔も、大好きだ




「んふふっ、似合ってる可愛い」

彼は私を見つめて、微笑む

可愛いって言われた事に嬉しくなって、頬が赤くなる

それだけで、可愛い下着良かったかも…なんて思っちゃう

単純だね

彼にぽーっと見惚れていると、彼の唇が私の口を塞ぐ

自然と舌が入ってきて、部屋に生々しい音が響きわたる

そして、ゆっくりと下着が脱がされていくのが分かる

彼の優しい手つき、上手な舌の扱い

全てがカッコよくて

『んぅっ、るぅとさんっ、すきれすっ』

今夜も彼に溺れてしまう

「こんだけで蕩けちゃって…」

私の体を全て把握してるような手つき

私の弱いところばかり攻めてきて、声を抑える事は至難だ

「ほら、もうびちゃびちゃだよぉ？」

『ひゃっ、言わないでぇっ』

濡れたところをなぞるから、声が漏れちゃうのと、すぐ感じちゃうのがバレて恥ずかしい

「っ…ごめん、もう我慢できない」

着物をぐいっと広げて、綺麗な体が目に入る

ほんの少し割れた腹筋

カッコよすぎるよ…、！

彼への好きが溢れて止まらない



「A、愛してるっ、！」

『私も、愛してますっ』

彼の体に伝う汗が色っぽい

彼のスピードは止まることを知らず

私を何度も絶頂へと連れていく

あぁ、もう、大好き

彼の肌を離れたくないくらいに幸せで、何度も彼に気持ちを伝えた

愛してるって、

もっと愛してって

そしたらるぅとさんは、「愛してるっ」って

下手な言葉なんていらない。

ただ、彼から愛してるって言ってもらえれば

最高の言葉に聞こえるから

ー78ー→←ー76ー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す