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Aside
銃声、剣のぶつかり合う音、畳のすれる音
「かっ、かっこいい…」
『そうだね…かっこいい』
私とあかねさんで、こっそり皆の訓練を覗いてる
るぅとさんは、真っ白な柔道着に身を包んで帯は黒色。流石だ
そして、さとみくんを軽々と投げ飛ばす
お辞儀した時に垂れる汗
どきっと胸が鳴る
あかねさんの方に目を移すと、あかねさんはぽーっとジェルさんを見つめていた
当の本人のジェルさんは、銃を撃っていた
そして、莉犬さんから「お!ちょーしいいねぇ!」なんて言われてる
ころんさんは、偽物の剣を持ったななもりさんから剣を取り上げる訓練をしているようだ
だけど、さすがは組長
めちゃめちゃ強い
華麗に交わして、ちゃんところんさんにも当てる素振りを見せる
だけどころんさんもなかなかすごい。ちゃんと避けるし、隙を見ている
いつもと違った彼らの真剣な表情
私達は見惚れてしまっていた
休憩に水をグビグビ飲むるぅとさん
口の外に垂れる水がなんとも色っぽい
心臓が鳴りやみません
「ちょっところん!それ俺のタオル!」
「んぇ?ほんとだぁ、ま、いいじゃん」
「しゃあないなぁ…」
「莉犬〜、俺のスポドリ無くなっちった」
「じゃあ俺の飲む?って聞かれたいの丸出しだよぉ、さとちゃん」
「どーせくれんだろ?」
「まぁね」
「るぅとくん、フォルダーみる?」
「いや、恥ずかしいんでいいです、!」
「まぁまぁ、遠慮せずに…」
「だから恥ずかしいですって…わああああっ!」
休憩中の皆の会話なんだかほっこり心が温まる
「…あれ、あかね?」
視線を感じたのか、ジェルさんがあかねさんに気づく
私はとっさに隠れた
だけど、るぅとさんは「あー、Aもいるじゃん」と見つけられた
『お、お疲れ様…』
私はぎこちなく言う
彼は「ん」とだけ言う
柔道着がカッコよすぎて直視できない
彼は、私の頬に手を添えて「なんでこっちみないの?」って言う
そんなの…カッコよすぎるからに決まってるじゃん
すると彼は、慌てたように私から離れる
『?』
「っあ、ごめん。汗臭いから…」
別にいいのに…
って思って彼に抱きつく
「もう、だから汗臭いって…」
『別にいいよ』
「…そうか。鼻もげても知らないからな!」
そう言い放って私を抱きしめる
その瞬間シャッター音がなる
まーたななもりさんだw
別にいいんだけど、ちょっとオタク気味なななもりさんが可愛かったり…?
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痛い奴(プロフ) - 追記: 盗作の作品消去されたみたいです。 (2022年1月5日 12時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - ぺろんさん» ほんとにすみませんm(*_ _)m盗作だったんですね………読者も通報とかできる限りの事は頑張ります。ぺろんさんの作品大好きなので新作楽しみにしています!! (2022年1月5日 12時) (レス) @page46 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん(プロフ) - 痛い奴さん» ご報告ありがとうございます🙏🏻その作品はこちらが作った物ではないので、盗作されてしまったようです…。注意喚起など頑張って対処致します。ホントにありがとうございました! (2022年1月5日 1時) (レス) id: e87da7865a (このIDを非表示/違反報告)
アオヤギ - こういう感じで莉犬くんバージョンも作ってほしいです‼︎ (2022年1月4日 21時) (レス) @page11 id: 78343aace0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 追記: 本人さんが新しくプリ小説を始めていたのならすみませんm(*_ _)m (2022年1月4日 20時) (レス) @page18 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年4月25日 0時