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Aside
結局生ぬるいスープは、お腹いっぱいで食べきれなくて
るぅとさんに全部食べてもらった
彼は「うわ、冷た…」と言いながらも完食してくれた
こんな痩せ型なのに、結構胃袋大きいんだよね
…私のせいかもしれないけど
なんか…申し訳ない…
私、熱い物苦手で冷ましてたらお腹いっぱいになってたりして、ほとんどるぅとさんに食べてもらってる
猫舌直さなきゃいけないなぁ…
すると、頭に温もりを感じる
それは、彼だった
彼は心配そうな瞳で私を見つめて、「なんか元気なさそう…どうしたの?」と聞いてくれた
…もぅ、エスパーやめてよ
『んぅ、猫舌直さなきゃだなぁって思って』
「え、なんで?」
『るぅとさんに食べてもらってばっかで…』
彼は少し微笑んで、くしゃっと私の頭を撫でる
「気にしなくていいの。お腹空いてたから」
『ありがと』
「いーえ」
彼は私の額にそっとキスしてくれた
私は嬉しくてにやける
そして「Aにやけてる、可愛い…」って、頬を引っ張られる
なぜか、最近るぅとさんは私のほっぺが好きらしい
すると、後ろからあかねさんの声が聞こえる
「Aちゃ…!やっぱ後で…」
あかねさんは気を使ったのか、離れて行く
『ちょ、ちょっとあかねさんっ!』
私はあかねさんを追いかける
彼は後ろで笑ってる
私は慌ててあかねさんの手を掴む
「い、いや!そんな急用じゃないし…」
『なんか…気づかってます…?』
「…うん」
『大丈夫ですから!あかねさんお話して下さいよぉ、!』
そしてあかねさんは恥ずかしそうに、話してくれた
「お礼を言いたくて…ありがとう」
『?』
「その、選んでくれた下着のおかげで…っ」
『あ、あぁ!そういう事ですか!分かりましたから最後まで言わなくても大丈夫です、』
あかねさんは、ホッとしたような表情をした
そして、にやりと笑って、私に近づく
「でぇ?Aちゃんはるぅとくんに見せたの〜?」
『みっ、見せれる訳ないじゃないですか!』
あかねさんは、ツンツンと私の腰をつついて
「もったいないなぁ…るぅとくん絶対喜ぶよぉ?」
『だから、恥ずかしいんですって』
二人でそんなやり取りを続けていると、後ろから聞き慣れた声が聞こえる
「なに僕が喜ぶって?」
『きゃぁっ、!』
『るぅとさん!』
「んー?女子の秘密〜」
「なにそれw」
私は恥ずかしくて目を合わせられなかった
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痛い奴(プロフ) - 追記: 盗作の作品消去されたみたいです。 (2022年1月5日 12時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - ぺろんさん» ほんとにすみませんm(*_ _)m盗作だったんですね………読者も通報とかできる限りの事は頑張ります。ぺろんさんの作品大好きなので新作楽しみにしています!! (2022年1月5日 12時) (レス) @page46 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん(プロフ) - 痛い奴さん» ご報告ありがとうございます🙏🏻その作品はこちらが作った物ではないので、盗作されてしまったようです…。注意喚起など頑張って対処致します。ホントにありがとうございました! (2022年1月5日 1時) (レス) id: e87da7865a (このIDを非表示/違反報告)
アオヤギ - こういう感じで莉犬くんバージョンも作ってほしいです‼︎ (2022年1月4日 21時) (レス) @page11 id: 78343aace0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 追記: 本人さんが新しくプリ小説を始めていたのならすみませんm(*_ _)m (2022年1月4日 20時) (レス) @page18 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年4月25日 0時