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ころんside


「ね?面白かったでしょ?」

『面白かったかは分かりませんけど、いいものを見れた気がします!』

正直だな

んまぁ、媚び売ってくるやつよりはいいかも?

好きとかじゃないけどさ

まだキャバクラで働いてたら指名したくらいだし

んぁ、今日空いてるからいっちゃおっと

んー…誰指名しよっかな〜

人気の子、最近辞めちゃったし〜ってか、辞めさせたし

“るぅとくんが”

やべーよ、うちの頭

Aちゃんの事少しでも傷つけたやつ、裏で排除してんだもん

僕がAちゃん泣かせたら…消されるな

ひゃー怖い怖い

『…ころんさんいつも同じ飴舐めてますけど、美味しいんですか?』

「ん?いる?」

舌の上に飴を移動させて、べーっと出す

『え!?そ、そんなっ』

「んぁ、こっちね?」

ポケットから、袋に入った飴を取り出す

すると、一瞬で顔を赤くするAちゃん

「あれー?期待しちゃったぁ?」

『もうっ!絶対わざとですって!』

真っ赤な顔でプンプンと怒る

…気のせいかな。ちょっと可愛いって思っちゃった

「はい、あげるよ」

『やったぁ』

手のひらを出して、僕を見上げる

ちょっぴり魔が差したんだ

彼女の唇と重ねて、少し溶けた飴を彼女の口に入れる

真っ赤に顔をした彼女が目に移る

彼女の表情は罪悪感で満たされていた

「やっぱ飴返してよ」

僕の一言で彼女は困惑していた

『っ…』

「じゃあ、僕にちょーだい」

Aちゃんの横から、るぅとくんが現れた

るぅとくんはAちゃんを抱き寄せ、僕の目の前でキスをした

二人から飴がカラカラとなる

るぅとくん、もう飴玉取れるはずなのに焦らしてる

取れないふりして、独占してさ。

僕は案外ウブなのか、目を反らしてしまった

Aちゃんもうとろけちゃってるよ

彼女が、るぅとくんの胸をとんとんっと叩く

るぅとくんは、ゆっくりはなれた

『も、もう…むりっ』

いつもより甘い声で、るぅとくんの胸に寄りかかるAちゃん

るぅとくんはニコッと笑って、Aちゃんを持ち上げる

るぅとくんはこっちを見ると、

「次やったら怒るからね?」

と笑顔で言い残して部屋へ戻って行った

…もう怒ってますよ。るぅとさん

遊び過ぎちゃったかな?

「ころちゃーん?今日行かないの?」

莉犬くんが話しかけてきた

「んー…今日はいいやっ」


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ちさの(プロフ) - 急にすいません!前作のさとみくんところんくんの作品のパスワードを教えて頂けると幸いです!数年前に主の作品閲覧してとても素敵で読み返したくて連絡しました!お返事あるとうれしいです! (2月4日 13時) (レス) id: 41329be7f2 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 関係ないことすみません。ころん君作品の「うちの秘書(彼女)が愛おしい」のパスワードを教えて頂けると幸いです。すみません (10月28日 20時) (レス) id: bc3ef18ba1 (このIDを非表示/違反報告)
みれー(プロフ) - 何故かすごい場違いに遠井ちゃんのドレス姿想像して悶えてた私とは。 (2021年4月7日 1時) (レス) id: 1a09ad4f7d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@低浮上(プロフ) - 突然コメントすいません(汗)3週目です!るぅとくんも良いけどころんくん版も見てみたくなる。。。( (2020年9月5日 9時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 遠井さんとあおいちゃん幸せそうww羨ましいww (2020年8月16日 11時) (レス) id: a29804fdb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年3月27日 20時

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