放課後 ページ27
『そういえばさ〜、』
アリス「どうしたのですか？」
『…はじめ！』
は「……」
『はじめ〜！！』
だ「おいはじめ、」
は「……ふぇ！」
ののか「なに まぬけな声出してんだかw」
は「え、な、なに」
『今日さ、部活の時、キラ先輩と話してて、』
は「 」ビクッ
『顔、蒼白になってたけど〜…なに話してたの』
は「いや…別に」
君の話だよ…。
『え〜、教えて』
は「やだー、教えない」
『ケチ〜、おしえてくれたっていいじゃん』
ああ、しつこい
は「もう、おしえないって言ったでしょ！」
は「そういう所とか…。お前の事、ほんと嫌なんだよね！昔から」
た「は、はじめさん」
一瞬にして静まった。
は「もう迷惑かけないでよ…」
『……昔から嫌いだったんだ…？わたしは好きだったんだけどなぁ…』
『……もういいよ』
アリス「あ！A！？」
ののか「はじめ…」
た「言い過ぎですよ！」
は「……止まらなかったの…嫌いじゃないのに…」
は「話って、言うのはね、Aの話でね…」
あったことを話した。
た「…嘘、Aが…」
だ「Aの家行ってきなよ」
アリス「A、休憩時間に今日、用事あるって言ってましたよ」
は「行くだけいってみる」
俺は走ってAの家に行った。
だ「俺ん家で遊ばない？」
ののか「さんせーい！」
アリス「いいですね！」
た「早く行こ！」
ーーーーーーーーーー
Aside
け「姉ちゃん…？」
『ごめん…今日撮影お休みする』
け「うん…」
『ご飯も要らないから…』
け「え？姉ちゃん！」
『ごめん…』
部屋
アルバムやスマホ、こんなに笑顔で幸せそうなはじめが写ってるのに
全部…嘘だったんだ。
『うぅっ…』
涙が溢れてくる。
『明日から…どうやって顔出せばいいのかな』
カバンを取って宿題しようとしたら
『あ、ない』
どこに忘れたのやら。
学校まで取りに行かないと。
『けんすけ…ちょっと学校まで宿題取りに行ってくる。』
け「うん、気をつけてね」
『はーい』
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はじめside
ちょっと時間かかっちゃった。
インターホンを鳴らす。
け「あ、はじめさん」
は「あ、けんすけ、Aいる？」
け「学校に忘れ物取りに行きましたよ」
は「ありがと、じゃ」
学校まで走る。
は「はぁ…はぁ」
ん？玄関から喋り声が…。
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作者名：ニコちゃんマーク | 作成日時：2019年7月21日 18時
