可愛くない、18 ページ18
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昨日、クソ川に掴まれた腕を見ると収まっていたイライラがまた蘇ってくる。
あたしは、部活の最中はクソ川ファ以下略と違って一言も発してないわけですよ。
只、部活を見てただけなのに邪魔者扱い。
ウザい、
ウザいウザいウザい
そう考えながら教室に入ろうとしたら後ろから朝練を終えたはじめとクソ川が来た。
「おはよA。」
『おはよ、はじめ。』
クソ川に関しては無視しよ、無視
って思ったけど、無視も何も、
挨拶すらされない。
「じゃ、岩ちゃんまたねー。」
ひらひらと手を振るクソ川の視線の先ははじめにしか向いていない。
そして何も言わずにあたしの横を過ぎて隣のクラスに入っていくクソ川。
『…はじめ。』
「何だ。」
『昨日から、クソ川なんなの。』
あたしが真顔ではじめの方に顔を向けると顔を見て吹き出して笑うはじめ。
人の顔見て笑うなんて失礼な。
「ま、放っとけ。」
________ 放っとけ
はじめにそう言われてから一週間が過ぎようとしていた。
クソ川から話しかけられることは一切なくなり、
代わりに、
「Aさん！」
勇太郎が毎日教室に来るようになった。
「ここ、分かんなくって。教えてもらえませんか？」
勇太郎が教室に来る理由は大半が勉強のことだった。
一応、あたしは三年だし一年の勉強くらいなら真面に教えられるかは別として、人並みに理解出来てるつもり。
『んーとね、ここはー。』
「岩ちゃーん、現文貸して！」
あたしと勇太郎のすぐ横ではじめを呼ぶクソ川。
「またかよ、前に次は貸さねぇって言っただろうが。」
とか言いつつちゃんと現文を持ってこっちに向かってくるはじめ。
「…Aさん？」
『へ？あ、うん、これはね、』
なんか、
変な感じ。
今までこんなにクソ川と話さないの、初めてだからかな。
今週の月曜だって、
クソ川はあたしとはじめの三人で一緒に帰ることはなかった。
あたしと違って可愛い女の子と二人で下校してましたよ。
クソ川が誰と帰ろうがあたしには関係ないけどさ。
勇太郎に数学を教えて、手を振り見送った後、クソ川に避けられる理由をあたしなりに考えてみたけど、何も浮かばなかった。
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ぺ子。(プロフ) - 翠さん» ありがとうございます（；＿；）お気付きになりましたか、そうです7月下旬は及川さんの、、 (2015年1月25日 22時) (
レス) id: 92d0c12ad3 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 面白かったです、更新頑張ってください!! 7月下旬……Σ(゜Д゜)ﾊｯ (2015年1月25日 13時) (レス) id: b28d29c194 (このIDを非表示/違反報告)
ぺ子。(プロフ) - ゆぅ〜なさん» 三ヶ月に意味があるんで長いですけど多目に見てください（；＿；）はい、更新頑張りますね！ (2015年1月24日 22時) (レス) id: 92d0c12ad3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ〜な(プロフ) - 夢主ちゃんと及川さんとのお試し交際の３ヶ月……どうなるか、更新されるのが待ち遠しいです(=^ェ^=)ﾜｸﾜｸ☆ (2015年1月24日 13時) (レス) id: 6e04cf754d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ〜な(プロフ) - 及川さん、『３ヶ月だけ』って言ってるけど……３ヶ月って、１年の1/4って考えると長いですね(笑) お試しって長くても１ヶ月のイメージだったので、３ヶ月もあるなら、及川さんに頑張って欲しいです(^-^)v (2015年1月24日 13時) (レス) id: 6e04cf754d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺ子 | 作成日時：2015年1月4日 10時
