3 トラウマ ページ4
医師｢原因は分かりませんが、powerが感情に左右されやすくなっているみたいです。少しの感情の起伏でもpowerに大きな影響を与えてしまいます。」
松陰寺｢えぇ…じゃあ、俺はどうすれば？｣
医師｢powerを使う時は常に同じ感情でいることでしょう
か…こちらも初めて見る現象ですので、具体的な
対処が難しいです。申し訳ありません。｣
松井｢いえ、ありがとうございました。｣
あいつの影響だ…松陰寺は覚えてないけど、身体が無意識のうちにトラウマになってんだ。
松陰寺｢同じ感情か…いつも明るく居ろってことか。
まつい、少しpowerの練習してくる。｣
松井｢えっ、おぅ。無理すんなよ。｣
松陰寺｢うん、夕飯までには帰ってくる。｣
そう言って松陰寺は走っていった。
俺は最低だ。
俺のせいで松陰寺のpowerの才能を奪ってしまった。
ずっと胸がどす黒いものに押し潰されて、苦しい。
このままどす黒いのが消えないまま、時が過ぎていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時は早いもので、
2人とも社会人になった。
松井｢いらっしゃっせー。｣
俺は居酒屋の店長をしている。
元はバイトで働いてたけど、なぜか当時の店長に頼まれたのだ。
松陰寺はまだトラウマになっているものの、今のところpowerをなんとか安定して使え、警察をしている。
松陰寺｢…ただいま。｣
松井｢おかえり…って、俺よりもテンション低いやん。
勤務している時が一番高い警察官なんていねぇだろ｣
松陰寺｢…どうもありがとう。ﾋﾟｭｰ」
松井｢褒めてねぇよ。無理してキャラ入れんな。｣
いい仲間に恵まれているようだが、勤務中はpowerを安定させるために常にハイテンションでいるみたいだ。
だから帰って来た時はいつもこんな感じだ。
いつかぶっ倒れるんじゃねぇかなぁ。
ーーーーーーーーーー
今日も仕事が終わり、帰ろうと思っている時、
シ｢すみませ〜ん！松井さんいらっしゃいますか〜。｣
松井｢おっ、シュウペイ！どうした？｣
シュウペイは年下だけど俺と同じタイミングで
バイトを始め、ほとんど同僚のようなやつだ。
とても明るく、笑顔で俺をいじってくるけど、全く腹が立たない。憎めなくかわいい俺の数少ない友達だ。
シ｢久しぶりに飲みたいで〜す！いつもの所でいいですよ
ね！行きましょ〜！｣
松井｢俺の拒否権ねぇの？…まぁ行くけど。｣
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ぺーまめ - いえいえ！こんな素敵なお言葉ありがとうございます！ (2022年4月2日 17時) (
レス) id: 63d7921bbf (このIDを非表示/違反報告)
虎のすけ - ペーまめさん» 返信遅れてすみません。考えを越すものばかりなので、本当に尊敬します！ぺーまめさんの作品全て大好きです！これからも頑張ってください。応援しています！ (2022年3月30日 20時) (レス) id: 0fdf869e64 (このIDを非表示/違反報告)
ペーまめ - ありがとうございます！虎のすけさんの考えていたものに及ばないかもしれませんが、暖かく見守ってください（笑） (2022年3月15日 21時) (レス) id: 63d7921bbf (このIDを非表示/違反報告)
虎のすけ - 設定を使ってくださって本当にありがとうございます！作品めっちゃ面白いです！続きが楽しみです！ (2022年3月15日 12時) (レス) @page2 id: c90de1a207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペーまめ | 作成日時：2022年3月14日 22時
