__cosleeping__ ページ35
エース「俺!俺、先輩と寝る!」
真っ先に手を挙げたのは、エース。
デュース「!なら俺も!」
つられるようにデュースも応える。
『いや、三人は狭いぞ』
よかった〜〜〜!!!!
拒否られなかった〜〜〜!!!
いや、ほんと冷や汗もんだったぜ……
エース「俺のが早かっただろ」
デュース「エース、おまえは絶対に先輩に迷惑をかける」
エース「はぁ?俺のことなんだと思ってんの」
だめだ…放っておくとこいつらすぐ喧嘩する。
まじで仲良いな(?)
『じゃあ公平にジャンケンな』
・
というわけで、ジャンケンの結果
エースが一緒に寝ることになった。
エースは勝ち誇ったように笑い、
デュースは今日のヒヨコショック並に、ゲンナリしていた。
・
デュースにおやすみを告げて、
エースを連れて俺の部屋に入る。
エース「へー!意外ときれいにしてるんすね」
『意外とは、余計だ』
俺の部屋を興味深そうに見渡すエース。
俺は、眠たかったのでそそくさとベッドに入る。
それを見て、エースもこっちにやって来た。
エース「なんか緊張しますね」
『は?』
エース「だって添い寝ですよこれ」
『談話室のソファで寝るか?』
エース「えーなんか先輩俺に対する当たりつよい」
いや!!!
何を言い出すんだよ!!
やめてくれ!俺まで緊張するだろ?しないけど。
ベッドに入ってきたエースは、
モゾモゾと身体を動かし、
ようやく安定する位置を見つけたようだ。
エース「先輩、寝ちゃいました?」
『いや、起きてるけど』
エース「せっかくだし何か話しません?」
『明日じゃだめか、俺もう眠い』
エース「えー、こんな状況もう滅多にないのに」
『まあそれもそうだけど』
実際、誰かと一つのベッドで寝るのは初めてだ。
だけどまぁ、男同士なんでな、
とくに何があるとかもないけどな。
エース「先輩こっち向いてくださいよー」
『……』
あれ?エースってこんなに面倒臭い奴だっけ?
俺もう眠いよ!
ちなみに俺は、壁を向いて寝てる。
エース「A先輩…?」
ちょっと寂しそうな声で、俺の名前を呼ぶんじゃないよ!!
向いちゃうだろうが!!
くるりと身を返すと、
意外と近い距離にエースの顔があった。
うっっ
よく見なくても分かってたけど、
顔良いよな、こいつ。
__body pillow__→←__bed competition__
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あおい(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!がんばります!! (2021年4月7日 22時) (レス) id: bc0cd81d97 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - うわぁァァァめっちゃ好きです!更新頑張ってくださいが (2021年3月29日 3時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)
南 - あおいさん» ありがとうございます泣、、 (2021年3月2日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 南さん» ありがとうございます!後ほど南さんの小説ものぞきにいきますね! (2021年3月2日 20時) (レス) id: bc0cd81d97 (このIDを非表示/違反報告)
南(プロフ) - 初コメです、!英語(?)を使ってオシャレな感じでお話とかも、ちょこっと面白いなと思いました笑、これからも頑張ってください、!あと、良ければ宣伝とかではありせんが私も最近書き始めたので呼んでくだs(やめろ) (2021年3月2日 18時) (レス) id: e603e0746e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおい | 作成日時:2021年3月1日 17時