__bed competition__ ページ34
自室へと戻り、寝ようとベッドに寝転がるも
なかなか寝付けなかった。
というのも、
隣部屋のエースとデュースが何やら騒がしい。
そうそう、部屋は面倒だったから
一部屋しか掃除しなかった。
掃除してあげただけ偉いだろう?
それに2人で一部屋でも別にいいだろ、
グリムとユウも同じ部屋だし。
いや、あれは1人と1匹、か。
『…』
喧嘩をしているような言い合いをしているような
そんな感じだ。
一部屋しか掃除していないので、
もちろんベッドも一つしかない。
それで喧嘩をしているのだろうか
なんとなく想像はつく。
『…』
面倒だとは思いつつも、
このままでは俺も寝付けないし
様子を見に行くことにした。
・
『おまえらうるさいぞ』
修学旅行に引率する先生のごとく、
俺は隣部屋に入った。
まじで修学旅行だな(?)
エース「あ、A先輩!聞いてくださいよ!デュースが」
デュース「!うるさかったですよね!すいません!でもエースが…!」
『…お前たち仲良いな』
ちゃんと謝りを入れるあたり、
デュースはやっぱりいい子だ。
・
話を聞くと、やはりベッドの取り合いになったらしい。
いや、ごめんな。
俺の責任でもある、うん。
『仲良く二人で寝れないのか?』
エース「誰がこいつと仲良くなんて」
デュース「俺だって」
仲が良いのか悪いのか……。
『じゃあ俺が談話室で寝るから、どっちか俺のベッド使っていいぞ』
色々考えての妥協案だった。
エースとデュースのどちらかを談話室で寝かせるわけにもいかないし、
だったら俺が今日一日、ソファで寝ればいい話だ。
ぶっちゃけ、俺、どこでも寝れるタイプ。
デュース「!そんなのだめですよ!だったら俺が」
エース「そうですよ!デュースが談話室で寝ればいいじゃん」
デュース「!エース、おまえ!」
『あーわかったわかった。俺と、寝るか?どっちか』
「「!」」
また喧嘩になりそうだったから、
頭の中でもう一つ浮かんでいた妥協案を提案してみた。
それは、俺と一緒に寝るという選択肢。
俺は別にかまわないし。
ただ、ここでだな、
先輩と一緒に寝たくないとか拒否られたらだな、
すごく心が痛む………。
どうしよう、
え、ちょっとそれは…みたいな反応されたら
俺、泣いちゃう←
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あおい(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!がんばります!! (2021年4月7日 22時) (レス) id: bc0cd81d97 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - うわぁァァァめっちゃ好きです!更新頑張ってくださいが (2021年3月29日 3時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)
南 - あおいさん» ありがとうございます泣、、 (2021年3月2日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 南さん» ありがとうございます!後ほど南さんの小説ものぞきにいきますね! (2021年3月2日 20時) (レス) id: bc0cd81d97 (このIDを非表示/違反報告)
南(プロフ) - 初コメです、!英語(?)を使ってオシャレな感じでお話とかも、ちょこっと面白いなと思いました笑、これからも頑張ってください、!あと、良ければ宣伝とかではありせんが私も最近書き始めたので呼んでくだs(やめろ) (2021年3月2日 18時) (レス) id: e603e0746e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおい | 作成日時:2021年3月1日 17時