Dr.SnowManさんたちの日常(6)

学校からの呼び出し ページ10

医者＝目黒



目黒side




夜勤明け。昨日は急変した患者さんもいなくて、仮眠もしっかりできたから、思ったより身体はだるくない。



勤務の時は患者さんの対応と外来で論文なんて読む暇ないから、そのまま医局に残って溜まってる論文読むかーなんて思ってたら、携帯電話がなる。




名前をみたら、Aの学校の保健室の先生からだった。



心臓の持病があって、発作とか起きた時に対応してもらうために、俺の携帯番号を保健室の先生に伝えてといてねって話してから、保健室の先生からの電話にドキッとする。






目「もしもし、目黒です。」



保「あ、目黒先生。こんにちは。保健室の楠木です。

Aちゃんのことでちょっと、、、今大丈夫ですか？」



目「はい、大丈夫ですよ。A、体調悪くなっちゃいました？」



保「はい、、ちょっと朝から調子悪かったみたいなんですが、、昼過ぎから脈が飛んでる自覚症状あるみたいです。

病院に連れて行こうかなと思ってるんですが、、、」



目「あ、僕がちょうど夜勤明けで仕事終わったので学校まで迎えに行きます。」



保「あ、本当ですか？助かります。Aちゃんも目黒先生が来てくださったほうが安心すると思うので。」





とりあえず保健室の先生との電話を切って、急いで病院から学校まで車を走らせる。



とりあえず心音聴いて緊急性確認したいから、白衣のポッケに聴診器突っ込んで。




病院内から駐車場までの道のりで知り合いに会って、

"お前退勤なのになんで白衣着てんだよ。相変わらずおっちょこだな〜"なんて弄られるたびに、


"いや、急患が、、、"って小走りしながら返事。笑





病院からAの学校まではそんなに離れてないし、もう通勤ラッシュは終わってたから、すんなり着いた。





久しぶりの学校の雰囲気にちょっと緊張しながら、保健室まで歩いて扉を開けたら、優しそうな保健室の先生が迎えてくれた。





保「先生、お忙しいのにありがとうございます。

Aちゃんも目黒先生が来るって聞いたら安心してました^ ^」



目「いえいえ、夜勤終わって医局にいただけなので。」



保「Aちゃん、目黒先生来てくれたよ。」



貴「、、目黒先生っ、、。ありがとう。」



目「大丈夫？早くに体調悪いの言えて偉かったね。(撫」





やっぱりこないだ会ったときよりもちょっと痩せちゃったみたいだな。


身体もしんどそうだし、早いとこ病院に連れて行こう。

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