Dr.SnowManさんたちの日常(6)

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岩本side




とりあえず車の中で、同期で婦人科医の阿部ちゃんに連絡を入れて。



病院に着いたらそのまま俺の病棟連れてきてくれたらいいよって快く言ってもらえたから、タクシーから降りてそのまま4階の婦人科病棟に。





阿部ちゃんが待機してくれてる処置室に連れてきたはいいけど、Aは俺の服をギュッて握って不安そうな表情のまま。



阿部ちゃんもAが怖がってるってことはすぐに察してくれて、"照、一緒にこのベッドに腰掛けてあげて"って、気を遣ってくれた。





岩「A、しんどいでしょ。ここに一緒に座らせてもらお。」



貴「んっ、、、ったぃ、、、涙」



岩「うん、俺に寄りかかっていいから、楽な姿勢でいな(撫」



阿「結構辛そうだね。薬は飲んでるのかな？」



岩「いや、持ってなかったみたい。途中で薬局寄っても良かったけど、市販の薬飲ませるより病院行って薬入れる方がいいかなって。」



阿「たしかに市販のより効き目も違うしね。

てか、自己紹介もしてないまま話進めちゃってごめんね。

初めまして。照と同期の阿部って言います^ ^」



貴「あっ、、、はぃっ、、えっと...A...です、、」



阿「Aちゃん、生理痛しんどいよね...。横になりたかったら、全然ベッドに寝て大丈夫だからね^ ^」



貴「はぃ...ありがとう...ございます、、。」






本当阿部ちゃんって、いつ会っても優しさが身体全体から滲み出てる。笑



配慮も凄いし、話し方も優しいから、女性相手の診療科でもうまくやってけるはずだよ。




うちの姫は俺のひっつき虫のままだけど^^;





阿「もしAちゃんが大丈夫だったら、少しだけ診察させてもらえないかな？」



岩「A？阿部ちゃんが少しだけ診察させてーって。

お腹すっごく痛くてAも不安だったでしょ？怖いことしないから、ちょっとだけ頑張ろうよ、ねっ？」



貴「っ、、んっ、、、、涙(ｺｸﾝ」



岩「うん、偉い偉い^ ^

じゃ、ちょっとお腹診るからベッドに横になろ。阿部ちゃん、このタオル借りてもいい？」



阿「大丈夫だけど、そのタオルだとちょっと小さいかな。

脚隠れるくらいおっきいタオルケットの方がいいよね。ちょっと待ってて。」





お腹を診察するから、腹部を出さないとだけど、今日Aワンピースだから、、、



気を遣って阿部ちゃんがおっきめのタオルケットを貸してくれたから、Aの身体に掛けてからワンピースをお腹の上まで上げて準備を進めた。

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