Dr.SnowManさんたちの日常(6)

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目黒side




あれからAが落ち着くまで側にいて...



痛い検査でも泣かずに頑張ってくれて、辛い姿を俺に見せない強い子が、泣くなんてよっぽどだから。






目「ごめんね。俺がもっと早くAのところ様子見に行くんだった。」



貴「ううんっ、、目黒先生も担当患者さん私だけじゃないし、、忙しいもん。」



目「でも、嫌な思いさせて本当にごめん...(撫」



貴「それにっ、、わたしのせいでっ、助教授の先生と気まずくなっちゃわない、、？涙」



目「そこは全然気にしなくていいよ笑

元々助教授とは馬が合ってないから。」





その後もずっと"ごめんなさい"って俺に謝るから、これ以上謝ったらデコピンするよって冗談で脅したら、少しだけ笑ってくれた。




Aも数値が安定しない中で、さっきの騒ぎもあってかちょっと顔色が悪そうだったから、軽く診察して、夕ご飯の時間まで眠りなって声をかけてから医局に戻った。




医局に戻ったら、先輩の渡辺先生がニヤニヤしながらコーヒー持ってやってきた。





渡「お前、助教授に楯突いたらしいじゃん。笑」



目「もう噂広まってるんですか。笑

いや、我慢しようと思ったんですけど、Aが泣いてる姿見たら、、、」



渡「えっ、、？Aちゃん、泣いてたの？それはマジ助教授ないわ。

立場がなんだろうが、ダメなことちゃんと指摘できるの、お前のいいとこだわ。」



目「なんかあったら渡辺先生助けてくださいよ。笑」



渡「やだよ。俺まで目つけられんじゃん。笑」





なんて言ってるけど、いっつも渡辺先生は俺のフォローしてくれるし、割と若手が言いにくいこととか率先して上に伝えてくれるから。





一応Aの担当医は俺だけど、俺がどうしても診れないときは渡辺先生がAを診てくれてたから、結構今回の件心配してて、退勤前に病室まで様子見に行ってくれたみたい。





"いつもよりは元気無さそうだったけど、最後TikTo◯で流行ってるダンス踊れって無理矢理踊らされた"って連絡入ってて、



病院でJKにダンス踊らされる渡辺先生想像したら笑えた。

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