Dr.Snow Manさんたちの日常(3)

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阿部side




佐久間と一緒にふっかの妹さんの診察をして、今後の治療方針を決定。



X線検査も造形CTも痛くないんだけど、怖さと不安でずっと泣いてたAちゃんにチューブ挿入なんてできるのか、、、？って感じだけど、処置しないと改善は難しそう...




ベッドで小さくなって泣いてるAちゃんの説得をふっかと佐久間がしてたから、俺は病棟に入院の連絡と、チューブ挿入のための処置室を確保してもらうように病棟に連絡を入れた。






阿「落ち着いたら病棟あがろっか。」



佐「連絡とかありがと阿部ちゃん。阿部ちゃんが電話入れてる間に、Aちゃん、頑張るってお話してくれたもんね〜^ ^」



阿「そうなの？^ ^偉いね。大丈夫だから、少しの間俺たちと治療頑張ろう(撫」






そう言っても怖いものは怖いだろうけどさ...^_^;



でも声をかけたら泣きながらもゆっくり頷いてくれたから、きっと頑張ってくれると思う。







深「病棟着いたらすぐ処置する感じ？」



阿「そうだね。お腹の痛みを取るためにも処置は早くやったほうがいいと思う。」



深「そっか、、、。うん、、わかった。」



阿「ふっか、大丈夫？」



深「え、俺？俺はだいじょうぶよ。ありがとね、阿部ちゃん。」






いや、やっぱりふっかも医者とはいえ、身内が処置に苦しむ姿を目の当たりにするって結構キツいものがあると思うんだよね。



でも、きっとふっかがそばに居ないとAちゃんが不安になることもちゃんとわかってるだろうし。



Aちゃんのことはもちろん注意して見とくけど、ふっかのことも気にかけとかないとね、すぐ無理しちゃうから。







佐「よし、じゃあここは騒がしいから病棟行きますか！

お姫様〜。俺たちがお運びするので、ゆっくりお休みのままリラックスしといてください〜^ ^」



貴「はぁ、、っ、、っふふっ、、^ ^」



佐「あ、笑った！今笑ったよね？笑 面白かった？」



深「本当、入院中は俺の妹をお姫様のように扱えよ！」



阿「ブラコンのお兄ちゃんいると大変だね、Aちゃんも笑」






なんて笑いながら少しでもリラックスできるように、ストレッチャーを押しながら病棟に向かう。



これからちょっとだけ頑張らないといけないけど、、、



きっとAちゃんなら、頑張ってくれると思う。

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