・ ページ10
貴方side
?「Aちゃん、、もう手術終わったからね。
あ、目頑張って開けなくて大丈夫。このまま少し休もうね。」
なんか、、、遠くのほうで優しい男の人の声がする。
目を開けたいんだけど、、、瞼が開かない、、、、。
ーERー
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ。
貴「っっ。。んっ、、、、」
?「あ、目覚めたかな?Aちゃん。わかる?
こっち向いてみて。」
ゆっくり目を開けると、白い天井がぼやっと見える。
声を発しようとしたけど、なぜかうまく出せない、、、
そう思ってたら、頭の上から男の人の声がして名前を呼ばれたから、ゆっくりその声の先に目を向ける。
目「目覚めたかな?良く頑張ったね。(撫
ちょっと目の下診せてね。」
あ、、、。この人、、、、
私が事故に遭った時、助けてくれた人だ。
目「今どっか痛いとかあるかな?
痛かったら我慢しないでね。鎮痛剤使えるから。」
貴「っ、、グスッ、、、胸の、、辺り、、ぃたいです。」
目「手術部分痛いよな...ちょっと創部腫れてないか診せて。」
そう言って病衣の前を開けて創部を確認する先生。
私も怖いもの見たさでガーゼを外す先生の手を目で追ってたら、
?「あっ、目覚めたの?良かった。
ちょうど創部確認してんのね。Aちゃん、まだちょっと傷目立ってるから、見るのやめときな。笑」
そう言って声をかけながら私の顔をくいっと横にむけてくれたお医者さん。
この方は、、、私が病院に運ばれた時助けてくれた先生。
岩「傷ね、そんなにおっきくないから、すぐに目立たなくなるよ。
Aちゃんはまだ若いし回復力もあるだろうから。
後ここで数日様子見て、安定したら一般病棟上がれるからなぁ^ ^」
貴「はぃっ、、、ありがとう、、ございますっ、、」
岩「基本的には俺と目黒が担当するから、
どっか痛いなぁとか寂しいなぁとか思ったら遠慮なく呼んで^ ^」
目「創部の腫れ、だいぶ引きましたけど、まだ炎症してますし、痛みがあるみたいなんで、鎮痛剤入れてあげていいですか?」
岩「おぉ、いいよ。入れてあげて。
Aちゃん、俺にも一回胸の音聴かせてね。」
私の頭上でバタバタと診察と処置をする先生たち。
こんなかっこいいお医者さん、見たことないよ。
優しいからすっごく安心できるけど、なんだかちょっと恥ずかしい、、、//
1218人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
♪あおば♪(プロフ) - 続きが気になって仕方ないです!!!更新楽しみにしてます🎶 (2022年3月21日 17時) (レス) id: c155f748e9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年3月9日 10時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルリ | 作成日時:2022年3月8日 16時