Dr.SnowManさんたちの日常

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渡辺side





あれから、改めてふっかからAとご両親に術式や術後についての説明をして、手術日も決定。


手術日までは色々検査が必要みたいで、、、


Aも検査後は疲れて、俺が仕事おわりに寄る頃にはスヤスヤ眠ってるから、中々顔を見て話せる日がないまま、手術前日。




今日から3日間、一切使ってなかった有給を使わせてもらったから、ずっとAの隣にいてやれる。








深「A〜。手術前最後にエコーだけさせてね。」


貴「うん、、、。」


深「もう明日だもんね。緊張してるよなぁ(撫」


貴「うん...。ちょっと...怖いかな...。」






俺の前じゃ心配かけないように、大丈夫だよ^ ^って言ってたけど、そりゃ怖いよな...


一回手術をしてるだろうから、術後の辛さも知ってるだろうし。






深「翔太、そこのタオル取って、Aにかけてあげて。」


渡「了解。A、前開けれる？」


深「今日は看護師さんじゃなくて翔太が検査補助してくれるからいいね〜^ ^」






ふっかに頼まれて、Aのエコーの介助。


結局休みの日でも仕事みたいなことしてる俺。笑




手術前のデータ取りだろうから、いつもに増して入念に、時間をかけて診てる。



意外とエコーって体位変換して、斜めになってないといけなかったりするから、体力が落ちてるAの肩を支えながら俺も一緒に画面を見て...







深「ん、エコー終わり。

長くて疲れたっしょ、もう今日は何もしないからゆっくりしときな(撫

翔太、ゼリー取ってあげてね。」



渡「ん、了解。A、身体冷えてない？大丈夫？」



貴「大丈夫...^ ^

ふっかせんせっ、、明日はよろしくお願いします。」



深「ん、A、決心してくれてありがとう。

先生も頑張るから、Aも一緒に頑張ろうな(撫」







ふっかはずっとAが苦しんでる姿見てきて、何度もAのこと救ってくれたんだもんな。




ふっかに頭を撫でてもらいながら、安心した顔で頷くAを見たらさ、



今までたくさん頑張ってきたAの姿も、そんなAに寄り添いながら必死に助け出す方法を考えてくれてたふっかの姿も頭に浮かんできて、



なんだか勝手に涙が出そうになってた。






俺は、医者でありながら、今はただ手術が成功することを祈るしかできないけど、、、


ちゃんと側にいるから。頑張ろうな。

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