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渡辺side
なんとかエコーまで終わって、虫垂炎の初期段階ってことが確定したんだけど、、、、
貴「やぁぁっ、、、しなぃぃっ、、、」
渡「しないとかいう選択肢はない。
ほら、痛いの一瞬何だから腕貸して。」
貴「んーっん。涙」
渡「注射しないなら、お家連れて帰んないよ。病院にずーっとお泊まりすんの?いいの?」
貴「わぁぁん、、しょっ、、、たのバカぁ、、、涙」
はぁ、、、、、
いや、こうなるのなんとなく予想してたよ?してたけどさ、、、
ここ、消化器内科なのね?
子どもみたいに処置室で泣き喚く人なんていないわけよ。
もう目立つから、泣き止んでくれ〜って説得続けながら思ってたら、
強力な助っ人がAの泣き声を聞いたのか、処置室に来てくれた。
向「ちょっ、、、しょっぴー!
何可愛い可愛い患者さん泣かしてんのよ〜」
渡「いや、泣かせてないわ笑
診察したら、虫垂炎の初期だったから、注射治療しようとしたら、これよ。」
向「注射怖いんやんなぁ、、、
そっかそっか〜。でもな、注射せな手術することになってまうんやで?そっちのほうがもっと痛いと思うなぁ。。。」
貴「しゅっ、、じゅつ、、?(ジワっ」
向「あっあっ、、いや、ちゃうくて!!
え、ごめんごめん、泣かんといて!!!」
手術ってワードを康二が出したら、ちょっと引っ込んでた涙がまたジワジワと。
そしたら、康二は焦ってパニックになってるし、彼女はまたヒクヒク泣いてるし。
いや、どういう状況よ、これ。
まあ、これ以上説得してもAが納得することはないし、大嫌いな病院にずっといさせるのもかわいそうだし?
渡「ほら、A。おいで。」
貴「んっ、、、、涙(ぎゅっ」
そう言ってAを抱き上げ、
向かい合わせになって背中をさすりながら、固定。笑笑
康二も抱き抱えた時に俺が固定に回ったって気づいて、「針刺すん俺?」ってジェスチャーしてくる。
Aは俺の肩に顔を埋めてぐずってるから、
康二のジェスチャーは見えてないし、Aには悪いけど、このまま注射頑張ってもらおう。
はぁぁ、、、ギャン泣きする彼女を想像しただけで胸が痛いけど。
A、今からちょっとだけ頑張ろうな。
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♪あおば♪(プロフ) - 続きが気になって仕方ないです!!!更新楽しみにしてます🎶 (2022年3月21日 17時) (レス) id: c155f748e9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年3月9日 10時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルリ | 作成日時:2022年3月8日 16時