検索窓
今日:69 hit、昨日:240 hit、合計:656,434 hit

ページ4

渡辺side



なんとかエコーまで終わって、虫垂炎の初期段階ってことが確定したんだけど、、、、





貴「やぁぁっ、、、しなぃぃっ、、、」



渡「しないとかいう選択肢はない。

ほら、痛いの一瞬何だから腕貸して。」



貴「んーっん。涙」



渡「注射しないなら、お家連れて帰んないよ。病院にずーっとお泊まりすんの?いいの?」



貴「わぁぁん、、しょっ、、、たのバカぁ、、、涙」




はぁ、、、、、

いや、こうなるのなんとなく予想してたよ?してたけどさ、、、




ここ、消化器内科なのね?

子どもみたいに処置室で泣き喚く人なんていないわけよ。



もう目立つから、泣き止んでくれ〜って説得続けながら思ってたら、



強力な助っ人がAの泣き声を聞いたのか、処置室に来てくれた。






向「ちょっ、、、しょっぴー!

何可愛い可愛い患者さん泣かしてんのよ〜」



渡「いや、泣かせてないわ笑

診察したら、虫垂炎の初期だったから、注射治療しようとしたら、これよ。」



向「注射怖いんやんなぁ、、、

そっかそっか〜。でもな、注射せな手術することになってまうんやで?そっちのほうがもっと痛いと思うなぁ。。。」



貴「しゅっ、、じゅつ、、?(ジワっ」



向「あっあっ、、いや、ちゃうくて!!

え、ごめんごめん、泣かんといて!!!」





手術ってワードを康二が出したら、ちょっと引っ込んでた涙がまたジワジワと。



そしたら、康二は焦ってパニックになってるし、彼女はまたヒクヒク泣いてるし。




いや、どういう状況よ、これ。





まあ、これ以上説得してもAが納得することはないし、大嫌いな病院にずっといさせるのもかわいそうだし?






渡「ほら、A。おいで。」



貴「んっ、、、、涙(ぎゅっ」







そう言ってAを抱き上げ、
向かい合わせになって背中をさすりながら、固定。笑笑



康二も抱き抱えた時に俺が固定に回ったって気づいて、「針刺すん俺?」ってジェスチャーしてくる。





Aは俺の肩に顔を埋めてぐずってるから、
康二のジェスチャーは見えてないし、Aには悪いけど、このまま注射頑張ってもらおう。




はぁぁ、、、ギャン泣きする彼女を想像しただけで胸が痛いけど。




A、今からちょっとだけ頑張ろうな。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (231 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1218人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 病院 , 医者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

♪あおば♪(プロフ) - 続きが気になって仕方ないです!!!更新楽しみにしてます🎶 (2022年3月21日 17時) (レス) id: c155f748e9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年3月9日 10時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルリ | 作成日時:2022年3月8日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。