Dr.SnowManさんたちの日常

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渡辺side




とりあえず俺も一緒にベッドの隣に座って、ガチガチに固まった身体をさすって声をかける。





渡「とりあえずお腹触診して、エコーしよっか。

どっちも痛くも痒くもないやつ。大丈夫でしょ？」



貴「う、、、んっ、、、」



渡「じゃあベッドにごろんして。今からお腹出すけど、部屋寒くない？大丈夫？」



貴「、、、だぃ、、、じょふ。」



渡「ん、お利口さん。じゃあ、ちょっとごめんなぁ...。


今から腹部全体押さえてみるから、痛いとこあったら我慢せずに言えよ。隠すの禁止、わかった？」



貴「んっ、、、わかってるぅ...」


渡「Aここは？痛くない？」



貴「うん、、、、大丈夫。」



渡「ここは？どう？」


貴「っっっっ、、、ったい...」



渡「虫垂の辺りか...虫垂炎の初期か、何か婦人科疾患か...

ちょっと今痛かったところ、エコーで、、、


ってどした？何で泣いてんの？そんなお腹抑えたの痛かった？(撫」







触診して右下腹部を押さえたら顔をしかめたA。


考えられる病名をボソボソ言いながら、エコーしよっかななんて考えて、Aの顔を見たら、次から次へと涙がポロポロと。




触診、そんな痛かったの？って焦ったけど、
「しょっ、、たが、、病名言うから、、、こわくなったぁ、、、涙」って。







渡「ごめんごめん(ギュ

大丈夫、だいじょーぶ。俺がわるかった。

エコーして、Aのお腹の中診たら、原因すぐわかると思うから。

大丈夫。虫垂炎でも痛みからして初期だし、手術とかなんないから、きっと。」



貴「ｸﾞｽｯ、、ｸﾞｽｯ、、」







もうさ、本当にどんな患者さんより手かかってるんですけど、、笑

(怖いよぉって泣いてる姿も可愛いなんて密かに思った気持ちは隠しておく)







俺の読みでは、虫垂炎の初期段階。


エコーして診断確定したら、点滴治療だけど、、、、



注射するなんて言ったら、また絶対泣き出すんだろうな...(白目

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