ヨジャマンネやってます、4

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平気になったと言ってもきっとこの調子じゃ練習にも復帰させてくれない

みんなが帰ってくるのも予定だとあと3.4時間くらいだろう

このグループの練習速度は異常だから

後日の追い込み分はなかなか辛そうだ、、

きっと今頃みんなが一通り踊れるようになってるかもしれない

ジスオッパもあたしにつき合わせちゃったし練習に遅れることになる

けど、

きっとこれを伝えたらまた小言をグチグチ終われそうだからやめとくことにした

だから、

今日はジスオッパの甘さに溶け込んでしまおうと思う




『膝貸してもらってもいいでしょうか、』


「もちろん

あ、その前に本とブランケット持ってくるから待ってね、」




読み途中なのか栞が挟んである本と、

オッパが自室で愛用してるブランケットを持って再びソファに座り、

"はいどーぞ"と言わんばかりに太ももをポンポンと叩く

頭を預けてすぐオッパの手があたしの頭に降りてきた

頭を撫でたり

手ぐしをしたり

髪をクルクル指に絡ませてみたり忙しない

けどやっぱり安心感はある





『誰かに膝枕されるなんて久々かも、』


「いつもやってる側だもんね、

たまにはいいでしょ？」


『うん、』


「僕ならいつでも貸してあげるよ？

月に一回のつらい時でも、

それ以外の時でもwelcome」


『、、、そうしようかな』




オッパの言葉不思議だ

あたしに投げてくれる言葉全てがスッと体に馴染み

何かわからず背負ってた重いものが1つずつ無くなって肩の力が抜けていく

たまには休もうなんて

今まで考えないようにしてた

休むことは怠けることであると少し思ってしまうことがあった

歌だってダンスだって訛っちゃうからって

だから時々1日何もせず宿舎にいる時や好きな映画を見てる時があるけど、

その日が終わると少し罪悪感がわいた

1時間だけでも踊ればよかったとか、

せめてランニングくらいとか

でも違うのかもしれない

あたしの体はあたしだけのものじゃない

あたしを慕ってくれるみんなの為に

そして自分の為に、

リフレッシュすることも大事なんだね、






ブランケットのフワフワな感触と

ジスオッパの体温が伝わる手が心地よくて

あたしのまぶたは完全に落ち、

深い深い眠りについた____________...

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