ヨジャマンネやってます、4

▽ ページ27

Hoshi side



向かった店はそんなに遠くもなく、

ものの10分ちょいで到着した

ミアは席に着くなりメニューも見ず注文しだした

来る前から頼むものはブレずチキン一筋で決まってたらしい



「んな細い体によくそんな収納できるな」


『その分動いてるし

筋肉もその辺の女の子よりは絶対あるね』


「俺たちといれば自然と筋肉も体力もつくだろーな」


『嫌でもつくね』


「よく付いてきてるよなぁ」


『まぁ慣れだね、あとは根性と我慢？』


「我慢ねぇ、、

ま、我慢しすぎもよくねーからなんかあったら言えよ？」


『オッパがオッパらしいこと言ってる

明日雨かな？』


「俺オッパですけど？？」


『ははㅋㅋ

嘘だよ、ありがと

でも大丈夫だから』


「はぁ、、あのなだいじょ


［お待たせしましたチキンです］


『やった、オッパご馳走さまです、

いただきまーす、』



チキンが届いた瞬間食らいつくミア


"大丈夫じゃない時だってあるだろ"


そう言おうとしたが店員の声によって喉の奥に戻っていってしまった

人一倍、

いや十倍だって百倍だって我慢してるはずなんだ

それを表情にだって態度にだって出さない

CARATの前だけじゃなく俺らの前だって

だから余計心配なんだ

その我慢のはけ口はあるのか？

溜まる一方ならいつか絶対壊れる

ちゃんと怒れてる？

ちゃんと泣けてる？

どちらもマイナスなことかもしれないけど大事なことでもある

我慢は大切だけど

しすぎも良くない

俺らの前ではせめて我慢なんてしないでほしいんだ



「なぁ、ミアストレス発散ってなに？」


『ストレス発散？』


「ストレス溜まるだろ？

どう発散してんの？」


『んー、、、、食べることかな？

あと寝ることもストレス発散になるかも、





でも、オッパ達と一緒にいれればストレスなんてこれっぽっちも感じないけどね』



珍しくニッコリ笑ってそう言うミアは

また再びチキンにかじりついた

何年も一緒にいるけど、

いまだにその笑顔には慣れない

可愛すぎるんだよ、、




『ん？食べないの？

てか耳赤いよ暑い？』


「あっ、いやっ、暑いから！

てか食いすぎだよ太るぞ！」


『すいませーん

サムギョプサル3人前お願いしまーす、』


「はぁ？！！」


『早く食べないとなくなるよㅋㅋ』




あぁ、もうまたそうやって笑う、、、

くっそ、、

可愛いな、、！！！！！

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