ヨジャマンネやってます、4

Hoshi × 2人で▽ ページ25

Hoshi side




AM10:54

今日の天気はあいにくの雨だ

せっかくのオフなのになんだか気が滅入ってしまう



『スニョンオッパどこーー』


「ここ！！ここにいる！！」


『ここじゃわかんないって思ったけど声大きいからすぐわかった、』




ミアが俺を探すなんてなかなかレアだ

どんより雨模様のテンションもびっくりするくらいの快晴になった

このまま外も晴れてくれたら最高なのにな、、



『練習行く？』


「14時くらいから行こうと思ってるけど？」


『あたしも行くから行く時間決まったら教えて？』



今日は1人で練習して次のカムバに向けてフォーメーションなりダンスなり考えようと思ってた

要は1人から2人での練習になったのだ、

なかなかミアと2人きりも珍しい

いつもはパフォチの誰かしらいたり、

ウジがいたりみんな揃ってたり

練習中聞きにくる事はあるが密閉状態での2人きりはどれほどぶりだ？

そしてこれだけで舞い上がってる俺は中学生なのか？



「行くよー」


『はーい、』



結局すぐに「12時にしよ」ってカトクを入れた

あっという間に過ぎる時間を惜しむどころか早く過ぎろとずっと思ってた

そんなんなら今すぐ出ようと言えばいいかもしれないが

女の子はね、

準備とかあるでしょ？

ダンスや歌に関しては女の子扱い禁止だが

これくらいの気遣いは嫌ではないはず！！



『どーよこれ、オッパとお揃いのジャージ、』


「え！俺も着てるほら！！」


『、、変えよ』


「はぁ？！！」


『嘘だよㅋ

あ、写真でも撮っとこ？』




普段自撮りなんて滅多にしないくせに、、

俺今日幸せすぎㅠㅠ

タクシーに乗り練習室へ

ストレッチをして軽く踊り、慣らしはバッチリ



「この間考えたフリ覚えてる？」


『次のカムバで使いたいやつだっけ？』


「それ踊ってみたいんだけどできそ？」


『了解です』



ほんと熱心で体力もあって

俺たちに負けず劣らずむしろ勝ってる？のダンスの上手さは認めざるおえない

女の子のくせにすげぇなっていつも思う

本人には言えないけどね？



「ここさ、こうするとかどう？」


『そうですね、、そこからこうした方がスムーズににいくんじゃないかな、』


「そうだな、、

ここからここの移動ってどんぐらいでできるかな」


『それならこのポジをここに持ってきて、、』




無我夢中に考え、踊り、調べ、

気づけば夜の19時をとっくに過ぎていた

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