ワスレナグサをキミに (ページ4)

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まだ若干咳が出るも熱はた・ぶ・ん下がり、

マスクをして登校する

学校へ向かう時も

靴を履き替える時も

階段を登る時も

教室へ入ってからも

姿を探してしまう

考えるのは彼女の事ばかり

いつ渡そう、

なんて声をかけよう、、

そんなことばかり考えてた

頭痛くなってきたかも、、

考えすぎたかな、、

「おい」

「、、、、、」

「おい！！！」

「、、、、え、？

あ！ハニおはよ！」

全く気づかなかった←

中性的な顔立ちながら、

性格が傲慢な同級生

いわば親友、だと俺は思ってる、、、

JH「お前気になる子の事考えすぎ、んで誰」

「え、、えっとー、、、」

JH「気になって寝れなかったんだよ

お陰で寝不足なんだけど、イチゴウユおごれ」

「いやなんでだよ！」

でもまぁ、ハニとは小学校からの仲であり

わりかしなんでもお互い話せる訳であって

話さない、

なんて選択肢はもともとなかったのかもしれない

とりあえず昨日起こったことと、

今日ミアちゃんに会うことを話した

JH「そんな綺麗な子だったら俺絶対知ってるはず

うちの学校じゃないんじゃない？」

「でもうちの制服着てたんだって！」

JH「普段地味とか？」

「とりあえず1-Bの担任に聞いてみる、、」

JH「俺も行きたいけどジスと用事があるんだよなぁ、、」

「来なくていい俺が1人で行く」

JH「ほー、、、

さては取られたくないんだろ？」

「は？！ちげーよ！」

JH「ま、頑張れよ

結果報告頼むなー」

面白がってる完全に、、

でも、悩みをよく聞いてくれるし的確なアドバイスをくれる

こいつと隣のクラスのジスは俺にとってかけがえのない親友だ、

.

「ってぇ、、、」

昼休み

ハニにイチゴウユを奢り1-Bの担任を探そうとするも

朝の頭痛が続いてて

むしろ痛さが増すばかり

ミアちゃん探しを一旦中断し保健室へ

〈あら、どうしたの？〉

「頭痛くて、、

病み上がりでそのせいもあると思うんです、、」

〈あらあら、左のベッド使って次の時間は休みなさい

右のベッドは使ってる子がいるからカーテン開けないようにね

あたし席外すけど、なんかあったら誰か呼びなさいね〉

「わかりました、、」

ベッドに横になると頭痛が和らぎ眠気が襲う

あ、昨日ドキドキしすぎて寝れなかったからか、、

「もう1回、あいてぇな、、、」

俺は目を閉じると

すぐに眠りについた_____