ワスレナグサをキミに (ページ2)

今日:6 hit、昨日:20 hit、合計:15,097 hit

＊1＊ページ2

君と出会ったのは高校2年生の冬

柄にもなく風邪をひいた俺は病院に来ていた

本当は病院なんて嫌いだけどオンマが行けって、、

ダンスして汗をかいたにも関わらずしっかり処理したなかったせいだ

と、今更過去の自分に後悔

〈お大事に、〉

「ありがとうございました、」

冷えピタしとけば治るよな、

さて、帰って撮り溜めしたテレビでも見て寝るか、

そんなこと思いながら病院を出ると

すぐそこには外をぼーっと眺めてる女の子

病院には似つかわしくないスカートの短さ

でも、スラッとしてて、

白く綺麗な足をしている

うん、俺としては好みの足

満点だな、

『何見てんの変.態』

「うおっ！び、びっくりした、、、」

まさか急に話しかけられるなんて思いもしなかった、、

『脚見過ぎ、』

SC「はっ！見てねーよ！」

『大声出すところが余計怪しい、

どーせ図星なんでしょ』

なんだこの女、、、

てか、同じ高校の制服じゃん、、

「、、、えっと、帰らないんですか？」

『、、、なんか忘れてる気がして

何を忘れてるのか思い出そうとしてるところです

でも、そのうち思い出しますよね

、、、お大事に？』

「、、、どうも、、」

おでこをツンツンと指すジェスチャーは

きっと俺が今冷えピタをしてるからだろう

なんていうか、、

微笑んだ顔が可愛かった、、

姿が見えなくなるまで彼女の背中をぼーっと見つめていた

〈あっ！すいません！

さっきここに女子高生いませんでした？！〉

息を切らし走ってきた看護師さん

きっとさっきの彼女のことだと直感で思った

「えっと、スカートの短いロングの？」

〈そうそう！

生徒手帳忘れてて渡しにきたんだけど、、

帰っちゃったわよね、、？〉

「えぇ、今さっき、、」

〈忘れん坊なんだから、、

あなた、ミアちゃんのお友達？

制服一緒よね？〉

「、、、えぇまぁ、」

もしかしたらまた会えるかも、

って淡い期待を持ち友達だと嘘をついた

〈ならよかった！渡してくれない？

でもあなた風邪引いてるし無理そうね、、〉

「いや大丈夫です！

俺渡しますんで！」

なんとか大丈夫アピールをして

彼女に接近するチャンスを掴んだ

これが、君との出会いだった、

________

亀ですが更新します

暇つぶし程度に見てくださると嬉しいです！