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外を見ると、もう朝日が差し込んでいた。朝か。
取り敢えず昨日着ていた服を着て、軽く髪を梳かしてゴムで結った。
丁度結い終わると同時に、ノックされた。
ク｢Aさーん。朝食出来たんで、来て下さーい｣
『はい』
クロノアさんも起きたばかりなのか、声が低い。これはこれでカッコいいイケボなのだが。
クロノアさんについていき、私はダイニングに来た。ダイニングと言う割には、会社の食堂並みに広いが。
死｢フッ、甘いな！食らえ！ケチャップビーム！｣
ト｢グハァ!!｣
朝から何をやっているんだコイツらは。
クロノアさんは寝起きでイケボだし、死神もトラゾーさんもイケボになってるし、何？
皆でイケボになってみようキャンペーンでもやってる訳？
『あ、あの...』
私が死神とトラゾーさんに話しかけると、2人は私の顔を見た瞬間、顔を赤らめた。そんなに見られたくなかったのか。
死｢ごっごめんなさい！｣
ト｢今の記憶は全て削除して頂いて...｣
いや、そう簡単に削除出来る訳じゃないし。
いい大人が幼稚園児みたいなごっこ遊びしてる景色なんて、忘れたくても忘れられないよ。
ぺ｢ほら、4人共！朝ご飯冷めちゃうから早く食べて！｣
『あ、私の分も作って頂いたんですね...』
ぺ｢当たり前じゃん！ここに住んでるんだから｣
もう彼らの中では、私は同居人という立場らしい。
さて、どうやってそれを払拭しようか.....
｢｢いただきまーす！｣｣
4人が元気に挨拶する中、私は小さく手を合わせて｢いただきます｣と呟いた。
箸でまだ温かいご飯を摘んで口に入れる。これ、鮭フレーク入れると美味しそうだな。
そう思ってふとテーブル上を見ると、鮭フレークが置かれていた。その他にも、納豆や〇美屋のふりかけ等もある。
本当にこの家は何でもあるのか。大量に置かれたサラダドレッシング(4本ある辺り、1人1本だろうか？)や、給食でしか見た事がない大きな鍋。
怪盗グループの力の源はここから来ていたのかと思うと、少し身震いした。意外と皆、大食いなんだな。
｢｢ごちそうさまでしたー！｣｣
結構食べている時は静かな4人。まぁずっと喋ってるよりはいいんだけど。
皆と一緒に食器を片付け終えると、私はぺいんとに呼ばれた。
『一体何のご用で？』
ぺ｢昨日、俺が日常組のリーダーだって事は話しただろ？それで、Aをどうするかについても俺が決めたんだ｣
え、勝手に何してるんですか。
ぺ｢Aには、俺らの手伝いをしてもらう｣
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彩羽#日常組大好き(プロフ) - 初コメです！めっっちゃ最高でした！！これからも応援してます！！ (2019年10月24日 17時) (
レス) id: f94ecd4e57 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - こんにちは！あーねこです！この作品本当に好きです！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 気長に待ってます← (2019年3月28日 18時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 香月さん» コメントありがとうございます。今投稿されている《盗賊シリーズ》が全て投稿されましたらそちらの方も小説にさせて頂きたいと思っていますが、別にオリジナルでも考えていますので、気長にお待ち下さい(*’ω’*) (2019年3月28日 13時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 最っっっっっっっ高に面白かったです！もう読んでる間叫びたいのを我慢しながら読んでました← また新しく日常組の小説を書いて頂けませんか？ (2019年3月28日 11時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年2月3日 17時
