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死神side
ぺいんとさん達が行った後、僕らはすぐにハッキングの準備を始めた。今回ハッキングするのは、船内の電気。一応Aさんが停電を手動でやってくれるけど、そこに行くまでにセキュリティとか色々あるから、その辺をハッキングで全てオフにしなきゃいけない。
慣れた手つきで僕はPCを操作し、簡単にハッキングできた。ただ、問題はここからだ。
死｢ロック解除には、パスワードが必要...か｣
ト｢パスワードなんて知ってるの？｣
死｢いや.....いっつもここで苦戦するんですよね。かなり時間を取られちゃいます｣
パスワードを無視して入り込むことも出来るが、それをやるとすぐに船員とかにバレるから、出来るだけ避けたい。
パスワードを何通りか打ち込むこと数分。やっとロックが解除された。
ト｢え、凄っ！こんな短時間で...｣
死｢まぁ、これが僕の仕事ですしね｣
得意げに笑ってみせ、画面に目を戻すと画面には《船内の電気管理について》という文字が出ていた。
死｢セキュリティはどこかな〜っと！｣
セキュリティの欄を探していると、突然PCからけたたましいエラー音が鳴り響いた。
ト｢な、何!?｣
死｢あっ.....足跡消すの忘れてたかもしれません...｣
ト｢...つまり？｣
死｢向こうの人に僕達の存在がバレました...｣
ト｢はぁぁぁぁぁぁ!?!?｣
ト｢何やってんの!?バカじゃないの!?!?｣
死｢本当にすみません〜!!｣
遠くから、船のライトが赤く光ったのが分かった。ヤバい、本格的に捜索が始まったみたいだ...
ト｢取り敢えず、ぺいんと達に連絡しなきゃ...｣
トラゾーさんが電話を掛けるも、なかなか通じない。どうしよう、2人が心配だ.....
ト｢俺、2人を助けに行ってくるから｣
死｢分かりました...｣
ト｢もう、何も、触るなよ？｣
そう言い残して、トラゾーさんは行ってしまった。
いつもなら、きちんと出来たはずなのに。今日だけは、失敗できないって言われたのに。
そんな自分への失望感を感じ、僕は1人車の中でしょげていた。
死｢僕は、本当にダメな奴だ...｣
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彩羽#日常組大好き(プロフ) - 初コメです！めっっちゃ最高でした！！これからも応援してます！！ (2019年10月24日 17時) (
レス) id: f94ecd4e57 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - こんにちは！あーねこです！この作品本当に好きです！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 気長に待ってます← (2019年3月28日 18時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 香月さん» コメントありがとうございます。今投稿されている《盗賊シリーズ》が全て投稿されましたらそちらの方も小説にさせて頂きたいと思っていますが、別にオリジナルでも考えていますので、気長にお待ち下さい(*’ω’*) (2019年3月28日 13時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 最っっっっっっっ高に面白かったです！もう読んでる間叫びたいのを我慢しながら読んでました← また新しく日常組の小説を書いて頂けませんか？ (2019年3月28日 11時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年2月3日 17時
