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死｢あのぉー、起きて下さーい！｣
『んぇ、うぅ...』
出来るだけ自然に起きれた...はず。
私はわざと『えぇ!?目隠し!?』と叫んだ。
ぺ｢まぁ、形だけ？みたいな｣
何の形だよ、というツッコミは抑えて、私は目隠しを外そうとした。しかし、手錠も掛けられていたようで、自力では取れなかった。流石にここまでは気付かなかった。
目隠しを外してもらい、私は外の景色を見て驚愕した。
『何これ...』
目の前には私の家と同じ...いやそれ以上の広さの大豪邸と、とんでもなく広い庭。プールまで付いている。
死｢ここ、凄いですよね！ぺいんとさんが買ったんですよ！｣
いや、怪盗がこんな派手なもの買ったら怪しさ満点じゃん.....
ぺ｢ほら、さっさと中入るぞ。さっきから寒いんだよ｣
死｢そうですね。では、貴方も行きましょう！｣
2人に言われるまま、私は屋敷に入った。
中に入ると、外とは違いとても暖かかった。
長い廊下を、2人は迷うことなく進んでいくので、私はそれを精一杯追い掛けた。
『やっと追いついた...』
意外と2人は足が速く、今まで軽い運動しかしてこなかった私にとって、廊下を走るだけでとても疲れた。
死｢体力無いんですね｣
『...ん？』
死｢何でもないです｣
ぺ｢ほらそのぐらいにして、2人とも。トラゾー！クロノアさん！例の子連れて来たよ！｣
ト｢おぉ、この子か。結構可愛いな｣
ク｢初めまして。クロノアです｣
どうやら、この連中の中でまともなのはクロノアさんだけらしい。まともそうなので、きちんとさん付けだ。
ぺ｢じゃあ早速、自己紹介大会しよう！
まず俺から！俺は知っての通り、貴方を連れ去った怪盗、ぺいんとだ！俺達【日常組】のリーダーもやってるから、よろしくな！｣
死｢次は僕ですね！僕は死神です。さっきはぺいんとさんと一緒に貴方の家に来て、ハッキング作業をしてました。ロリコンだけど、変な目で見ないでくれると嬉しいな！｣
前半2人、出来ればよろしくしたくない人達だな...
ト｢ん、私ですか？私はトラゾーです。主にクロノアさんと一緒に薬品調合をしたり、研究を進めたりしてます。後は、この2人の親役って時もあるけど...まぁ、取り敢えずよろしくお願いします｣
ク｢クロノアでーす。何か研究したり作ったりしてますー。よろしくねー｣
4人の目線が一斉にこちらに来た。私も自己紹介しろということだろうか。
『あ、Aです。何で連れ去られたのか分からないんで、教えて下さると嬉しいです』
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彩羽#日常組大好き(プロフ) - 初コメです！めっっちゃ最高でした！！これからも応援してます！！ (2019年10月24日 17時) (
レス) id: f94ecd4e57 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - こんにちは！あーねこです！この作品本当に好きです！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 気長に待ってます← (2019年3月28日 18時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - 香月さん» コメントありがとうございます。今投稿されている《盗賊シリーズ》が全て投稿されましたらそちらの方も小説にさせて頂きたいと思っていますが、別にオリジナルでも考えていますので、気長にお待ち下さい(*’ω’*) (2019年3月28日 13時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
香月 - 最っっっっっっっ高に面白かったです！もう読んでる間叫びたいのを我慢しながら読んでました← また新しく日常組の小説を書いて頂けませんか？ (2019年3月28日 11時) (レス) id: 436e682d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年2月3日 17時
